人間も若いうちは抗酸化物質を体内で作れるという仮説【ルイボスティー生活始めます】

鳥は筋肉内にイミダゾールペプチドと呼ばれる抗酸化物質を持ち、その抗酸化物質があるから長時間飛んでいても疲労で墜落することがないということを、少し前のブログでも書きました。早速、昨日から朝ごはんのサラダを豚肉から鶏むね肉に変えてみました。おやつも鶏むね肉にしています。

豚肉をやめるとビタミンが足りなくなりそうで不安ですが、果物を多めに摂るようにしてリカバリーしようかと。いずれ鶏肉と豚肉を交互くらいになるのが理想ですが、それはともかく今日は活性酸素と抗酸化物質のお話。鳥は自分でイミダゾールペプチドを体内に作り出せます。ある意味これはチート能力です。

そんなもの自分の体内に自然に作れるなら、どんな動物だってそうしたいはずです。でも、もしかしたらどんな動物だって多かれ少なかれ抗酸化物質を自分の体内に作れるのではないのだろうかと、ふと思いつきました。私は学生時代まではサッカーをしてましたが、学生時代は毎日追い込むトレーニングをしても寝たら回復していました。

活性酸素の発生量は、生理学的に考えれば消費した酸素の量で決まりますので、年齢に関係なく発生するはずです。でも、実際には若い頃は疲労感などすぐに消えています。これは現代疲労に関する理屈から考えると、活性酸素が体内に発生していなことを意味します。だとすれば、体内に抗酸化物質があると考えられます。

少し調べてみましたら、どうやら若いうちに活性酸素の発生を抑えていたのは、抗酸化物質ではなく「酵素」だそうです。酵素は年齢と主に減っていくので、加齢で疲労感が強くなるわけです。人間の体内に備わっている酵素の中でも強力なのがSOD酵素(super oxide dismutase)です。

ただしSOD酵素は年齢と主に体内で生成されにくくなります。そこで食べ物や飲み物から摂る必要があるのですが、SOD酵素が含まれているのは明日葉やルイボスといった、意識して摂らないと摂取するのが難しいという問題があります。だからサプリメントで摂ることになるというのが現代の考え方。

加齢するとなぜSOD酵素を自分の体内で作れなくなるのか。そこまでは調べきれていませんが、80歳になると完全にSOD酵素を作ることができなくなることから、これが人間の健康状態、疲労回復などに大きく影響していることは容易に推測できます。できることならこれを自然と作り出せる身体でありたいところ。

ただ、調べても出てくるのは「程よい運動」くらいしかありません。程よい運動を超えた領域で運動をしたくて知恵を絞っているのに「程よい運動をしなさい」では本末転倒。とりあえずはサプリメントで乗り切るか、それなら鶏肉を食べるのとそう変わりません。ルイボスティーくらいは導入してもかまいませんが。

おそらく1つだけ何かを摂取すればいいというのではなく、複合的に抗酸化物質や抗酸化酵素を摂取することで疲れにくい身体になることが考えられます。それがどれくらいの即効性があるのかも、今後いろいろと調べていく必要がありますが、とりあえずは鶏肉とルイボスティーですね。スーパーやコンビニで買えるといいのですが。

ただケニアの紅茶にはルイボスを上回る抗酸化機能があるという情報もあり、ケニアのランナーが毎日ミルクティーを飲んでいることから、ルイボスティーも飲み続ければ何か変化があるかもしれません。それこそミルクティーにしてタンパク質を補給するのもいいかもしれません。

食べ物や飲み物を変えたくらいで、ランナーとしての本質の部分はそう簡単には変わりません。でも私たちの身体は自分たちが口にしたもので作られています。だから、何を食べるかというのは意識すべきポイントでもあります。食べるものによって腸内環境も変わってきますし。

そして1番大事なのは「意識」の部分です。細かいところまで意識してこだわることで、精神的な強さも手に入れることができます。何のためにそれを選ぶのか、何のためにそれを口にするのか、ひとつずつ説明できる状態になれば、プラシーボ効果も加わって身体も早く変化してくれるはず。というわけでルイボスティーも生活に加えるとしましょう。

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