自分の常識を疑うことで見えてくること【糖質中心の食生活で痩せることもある】

  • 2021.10.01
  • (更新日:2021.09.30)
  • RUNNING
自分の常識を疑うことで見えてくること【糖質中心の食生活で痩せることもある】

チキンサラダをやめて蒸かし芋にしたら、体重が落ち始めました。まだマイナス1kgですが、久しく見ていなかった54キロ台になったので、間違いなく効果額あったのでしょう。筋肉は80〜90%が水分とされているので、タンパク質補給を減らして筋肉が落ちたことがプラスに作用したと考えられます。糖質を多めに摂っているので、体脂肪も燃えやすい状態にあったのも関係しているかもしれません。

糖質は水分を溜め込むので、体重が増えやすい。だからダイエットをしたい人は糖質制限をするわけです。でも実際には体内に溜め込める糖質量には限りがあり、フルマラソン1回分も貯められません。一方で筋肉量は私の場合44〜52.5kgが標準です。糖質で増える体内の水分よりも、筋肉を減らすことで少なくなる体内の水分の方が多ければ当然痩せられます。でも、この考え方は世の中一般の考え方とは違います。

どのトレーナーも「痩せるために筋肉をつけましょう。筋肉が付けば基礎代謝が上がって痩せやすくなる」なんてことを言います。でも、私の場合は筋肉をつけたら、ただ重たくなっただけ。もちろん出力も上がっていますが、トータルでは損をしていたわけです。重たいからスピードを維持するのも難しく、走りが安定しない。161cmで56kgもあれば当然です。ランナーは必ずしも軽ければいいわけではありませんが、標準体重では速く走れません。

私の身長なら51〜52kgが市民ランナーとしては適正でしょうか。箱根駅伝でも目指すなら50kgは切りたいところ。目指さないからそこまでは痩せることはありませんが、現時点での目標としてサブ3.5を達成するには53kgくらいまでは落としたい。マラソンのタイムなんてある程度の走力になったら体重で決まります。間違わないで欲しいのですが、体重が軽い人の方が速いというのではなく、対「自分」で考えたときのことです。

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56kgの私と53kgの私を比較したときに、どう考えても53kgの私のほうが速い。1000メートルくらいになら、56kgの私の方が速い可能性はあります。あくまでもマラソンにおいてという話。そして、体重を増やしているのは糖質ではなくタンパク質だったということ。それも私の場合に限ります。人によっては糖質制限の方が痩せます。ただ、世の中には筋肉が重くて痩せられない人もいるんだろうなと。

筋トレをしっかりとしている人で、体重が落ちなくて困っているなら、タンパク質を糖質に置き換えてみてください。もちろん筋肉は減ります。でもそれは必要のない筋肉。ランナーにパワーは必要ですが、それは100kgのバーベルを持ち上げるパワーではありません。ランナーに必要なのは、自分で自分をコントロールするための筋肉。着地の衝撃を受け止め反発させるための筋肉です。必要最低限有ればいいんです。

もっともその必要最低限が難しい。40代以降なら週1回では足りません。週2回だと多すぎです(量や質にもよりますが)。ただ足りてないのは走力ダウンになりますが、多すぎるのはタンパク質の摂取量を減らせばいいだけ。筋肉を作る材料がなければ筋肉が大きく重くなることはありません。まったく摂らないわけにはいきませんが、私は毎日ヨーグルトをアサイーと一緒に食べていますし、それくらいがきっと適量。

以前に少し触れましたが、ケニア系ランナーは食事のほとんどが糖質で、腸が糖質を吸収しやすくなっています。それは腸内細菌なども影響するのでしょう。糖質を吸収しやすいから、レース途中でも効率よく糖を吸収できます。後半に失速しないためにとても重要なポイントで、それどころかキプチョゲのように後半に加速できる可能性すらあります。タンパク質ではなく穀物中心の食事にすること。糖質制限脳になっていると勇気がありますが、少なくとも私には適しています。

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ただ、これが健康かどうかはまったく別の話です。どちらかというと不健康である可能性も高く、普通の人はバランスよく食べた方がいいでしょう(本当かどうかは知りませんが)。何かに特化するということは、他のものは失うということです。そこまでしてマラソンに人生を賭けるかどうか。私はそこにベットする価値があると思うので、とことんやり抜くだけ。他の人にその価値観を共有してほしい訳でもありません。

伝えたいのは「自分の中にある常識を疑う」ということ。人間は自分が見たいものしか見ませんし、聞きたい声しか聞こえません。自分の意識の外にあるものは存在しないのと同じ。それでは、新しいことへの気づきがありません。それはとてももったいないこと。私たちには無限の可能性があります(何歳になっても)。その可能性を自ら狭めるようなことはせず、どんどんオープンにしていく。それには常識を手放す必要があります。

「これが体にいい」「これが正しい」それらを信念として持つことは悪いこととは思いませんが、凝り固まるのはNG。少なくとも私の基準では。柔軟でいようと意識していても、やっぱり自分の思考の檻の中から抜け出せないのが人間。だからこそ、そこに突破口があります。常識の綻びを見つけて広げていき、自分だけの考え方、自分だけのスタイルを築き上げる。こんなに楽しいことは他にありません。そこは完全なるブルーオーシャンですから。

幸せの青い鳥は意外と近くを飛んでいます。ただ見ようとしないというのは人には見えないもの。当たり前を当たり前としないこと。時にはみんなと反対側に走り出すことも必要。それは勇気のいることかもしれませんが、やってみると大したことではなかったりします。そしてそれだけのことでオンリーワンでいられます。疑ってみましょう。今と違う景色を見たいなら。ただ、変人と呼ばれるのを恐れないこと。

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