来年の愛媛マラソンですべてを出し尽くすために【1年限定の挑戦】

  • 2022.01.13
  • (更新日:2022.01.12)
  • RUNNING
来年の愛媛マラソンですべてを出し尽くすために【1年限定の挑戦】
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伊豆で海沿いのトレイルを走った話をしましたが、久しぶりに不整地を走ったことで、足首に疲労が溜まっているようです。昨日の練習会は筋トレ中心でしたが、足首が筋肉痛で思うように体が動かず。ロードばかり走っていると、知らないうちに体が弱ってしまうようです。

ただ、これがトレーニングの難しいところで、ロードで使っていない筋肉だから、マラソンだけを考えれば、無駄な筋肉ということになります。でも、足首が強くなればケガを回避しやすくなります。理屈の上では走りも安定します。一方で重たくなるので、スピードは落ちてしまいます。

トップランナーの体は、ガラス細工のように繊細で、絶妙なバランスで成り立っているのでしょう。無駄を極限まで削っているから、ちょっとしたことでケガをします。でも、無駄がないから速く走れる。安定感とスピードというのは基本的に相反するもので、どちらもは手に入りません。

だから、ランナーは自分で選ぶ必要があります。本気で速さを追求するか、それとも安全圏で楽しく走るか。どちらが正しいということはなく、旗色を明確にしたほうがいいというだけの話です。ケガをすることなく速くなるというのは、理屈の上では成立しません。ケガに強いトップランナーもいますが少数派。

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箱根駅伝に出場するレベルの大学でも、最近はケガで選手登録を逃したみたいな話をよく耳にします。厚底シューズのせいだという話もありますが、根底にあるのは無駄を削ぎ落とした体にあるような気がします。だから、最近ではどの大学も、シューズを履きこなすための筋トレをしているのだとか。

そんな筋トレなんかせずに、不整地を薄底シューズで走ればいいだけのような気がするのですが、そんな感覚レベルではなく、きちんとデータを取って、無駄なく必要な筋肉だけを付けているのでしょう。トップランナーの体はある意味アートなわけで、絶妙なバランスの上に成り立っています。

私たち一般のランナーが、同じように限界まで削ぎ落としたらどうなるか。おそらく、1年もしないうちに大きなケガをして、走ることができなくなることでしょう。その覚悟があるなら体重を落として、命を削りながらストイックにランニングと向き合えばいいのですが、大抵の人はそこまでの覚悟がありません。

いや、覚悟が必要だという意識もなく、ただ「もっと速くなりたい」と根性論を信じて自分を追い込んでいます。ある程度のレベル以上で、さらに速くなるということは、本当に寿命を削っています。これは誰かが声を大にして言うべきことなのですが、ランニング雑誌を含め、そのようなことには触れることはありません。

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頑張ったら寿命が縮むよなんて言ったら、ランニング人口が減ってしまうので当然です。でも、1日5km以上走ることは免疫力の低下につながりますし、フルマラソンなんて不健康の極みです。それをさらに速く走ろうとするなんて狂気の沙汰としか思えません。過ぎたるは猶及ばざるが如しです。

ただし、走ることが命を削る作業だとして、私が走るのをやめるかというと、もちろんそんなわけはありません。別に健康のため、長生きをするために生きているわけではありませんから。中身のない100年より、ぎっしりと詰まった50年の方が良いじゃないですか。体は不健康でも、心は健康になるわけですし。

ただ、トップランナーのレベルまで命を削れるかというと、そこまでの覚悟はありません。だからそこが私の限界。サブ3を達成できないのも、覚悟が足りないから。どこかで甘さが出て、必要なレベルのトレーニングを積めていない。中途半端だなとずっと感じています。何をするにしても本気を出さないで、程々の結果を得て「まあそんなもの」と言う。

それってカッコ悪いなと、ふと思ってしまいました。人生で1度くらい覚悟を決めてみるのもいいんじゃないかと。来年の愛媛マラソンでサブ3達成を目標としましたが、これを言っただけにせず、本気で取り組もうかと思います。なぜだか2022年はそれが出来そうな気がするので。寿命を削って自分を追い込んで、まだ見ぬ景色を目指します。

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