東京マラソンは開催に向けて準備を進める【開催するとは言ってない】

表題の通りです。前に進んだようですが、判断の先送りということで「行政機関から緊急事態措置等によるイベントの開催自粛要請が発せられたら中止」になります。運営が実質行政なので自分たちで決められるということを意味します。

そして緊急事態措置”等”というのがポイント。「緊急事態措置に準ずる対応」とか言って、緊急事態宣言を出さなくても中止にする可能性は残っています。まぁ海外から招待選手を呼ぶわけですから、今の状態が続けば開催されるでしょう。

長いトンネルでしたが、ひとつ気になっているのは受付が予約制になっていること。「ご希望の日時に受付を行うことができない場合があります」とのことなので、地方からの参加者が木曜日とか金曜日受付になることもあります。

そして指定された時間に受付できなければDNS……かどうかはわかりません。救済措置くらいはあるはずです。そうでなければ後出しルールになるので、契約不履行で訴えられてもおかしくありませんので、さすがにそのあたりは手を打ってくるでしょう。

それでも2〜3%くらいは受付できずに、スタートラインに立てないような気がします。そしてマラソンで倒れてもすみやかな手当を受けることができない可能性もあります。荷物も預かってもらえないし、参加者はいったい何にお金を払ったのでしょう。

中止の判断がされなかったことで、走る予定だった人が少し浮かれているのは微笑ましい。練習してないとか、この週末に長い距離を走っておこうとか、いろいろ投稿されていますが、みんな3ミリくらい足が浮いているのが容易に想像できます。

「義理チョコなんて嬉しくないって」と言いながら、口角が上がっている男子みたいな。これはシンプルにいいこと。希望がつながったわけですから。その一方で当然反対する人もいます。大阪マラソンよりもその勢力が小さい気がしますが。

「やります」と断言しなかったのも大きい気がします。Twitterを見ていると「結局やるの?やるって明言していないけどやるの?」ってなっている人が一定数います。あの書き方だと、その反応が正解です。「やるんだ」と浮かれている人は、きちんと読み取れてない人。

読み取れてない人が悪いんじゃないですよ。文章がきちんと伝わらないときに悪いのは、いつだって書いた側ですから。しかも書いた側が意図的に分かりづらく、逃げ道を作った書き方をしているわけですから、開催確定だと思いこんでもおかしくありません。

私のように深読みするのは、人間として問題があるタイプ。困るのは足が地面から浮いている人たちが、1週間前に「やっぱり一般の部は中止にします」と言われたら、とんでもないことになるということ。それだけは起こらないように祈っています。

私はというと、その日は鹿児島を走っているわけでして、このお祭りには参加できず。羨ましいかというと、さすがにもうその感情はありません。気になる別の大会があって、エントリーしようと思ったらまたPCRかワクチン証明必須だったのでエントリーをやめたことのほうが悔しかったり。

いずれにしても、いまわかっているのは東京マラソンの準備は進められるということだけ。開催されるなら、なるべくスムーズに行われて欲しいですが、何度も言ってますように私は部外者。開催でも中止でも何も痛みがない側なので、ここからはあまり口を挟まないようにするとしましょう。

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