2022年の秋マラソンはエントリーしても大丈夫なのか

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東京マラソンが開催されたことで、日本のマラソン界が少し活気づいてきました。「あの条件でいいのなら、自分たちもやりたい」と判断した自治体もあるはずです。なぜ開催したいかというと、マラソン大会は経済効果が大きいから。

税金を使ってでも、それ以上のリターンがあるならそれは賢い投資です。それを説明する自治体がないので、「うちらの税金を使うな」なんて苦情を申し立てられるわけですが。もちろん本当に損失しか出ていない自治体もあるのでしょうが。

それはともかく、2022年秋のマラソン大会はどうなるか。この流れでエントリーしても大丈夫なのかという話ですが、こればっかりはわかりません。東京マラソンは強引に開催しましたが、状況は何も変わっていないわけです。第6波も下げ止まりましたし。

第7波、第8波がやってきたら、当然のようにまた緊急事態宣言を出すわけです。そうなると、マラソン大会は中止になります。ここ2年間は秋に収束している傾向にありますが、それが今年も同じになるかは誰にもわかりません。

ただ、ここから次の波がやってこない可能性もあります。感染者が増えただけで緊急事態宣言を出さない可能性も。そうなれば安全に配慮した上で開催する流れにはなります。その場合の最悪なシナリオは大会でクラスターが発生すること。

これが1回でも起きたら、勢いは完全に消えてしまいます。ただ、もうそろそろコロナってそこまで気にするものではないのでは?という流れが生まれる可能性があります。現実に発生から2年が経過して、私たちは普通に生活を送っているわけです。

そういう状況を考えると、世の中の風潮がガラッと変わってもおかしくありません。コロナがどれくらい危険かどうかなんて私にはわかりません。ですので、そのあたりは無視して書いています。人の心理を考えれば、そろそろ「もういいやろ」のターンになります。

奈良マラソンがその流れで開催されました。奈良は知事が緊急事態宣言、まん延防止に意味がないというスタンスで、当然のように奈良マラソンも開催されました。それらの措置をしなくても乗り切ってきたエビデンスがあるわけで、これに同調する自治体が出てきてもおかしくありません。

でもそれは私の願望というところもあるので、結局のところ様々な想定はできるけど未来は不透明なままです。開催するかもしれないし、また中止になるかもしれません。いまのところ奈良以外はどっちに転んでもおかしくありません。

じゃあどうすればいいか。走りたいなら中止になることも想定してエントリーすればいいだけ。損をするのが嫌ならエントリーを見送るだけ。絶対に損をすることもなくエントリーしたい。そんな都合の良い選択は現時点ではありません。

じゃあお前はどうするのかという話ですが、私は前から話していますようにマラソン大会はしばらく愛媛マラソンしかエントリーしません(鹿児島はするかもしれませんが)。エントリーするのは損してもいいと思える大会だけです。

いや、損をしたとも思わないんですけどね。それは寄付みたいなものだと思っていますから。私のエントリー費が松山や鹿児島の経済にプラスになるなら嬉しいことじゃないですか。そう思えるならエントリーすればいいというのが2022-2023シーズンの私の方針です。

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