マラソン大会にランナーが戻ってくるのは来シーズンと予想

北海道マラソンの追加エントリーがありました。マラソン大会にワクワクしないのと、ちょっと宿の仕事がこれから増える可能性もあるので、ラン仲間がエントリーしているものの大会へのエントリーはしていません。ジンギスカンだけ食べに行くかもしれませんが。

追加エントリー枠は500人。ラン仲間のうち1人は入金忘れ、1人は数少ない抽選落ちをしており、500人の枠に入れるか、かなり厳しいクリック合戦になるのではと話をしていたのですが、蓋を開けてみたら45分経過しても500人の枠が埋まらず。

他にもクリック合戦の代名詞的な存在だった青島太平洋マラソンも、湘南国際マラソンもまだ参加者を募集しています。多くのランナーがマラソン大会が戻ってくるのを待っていたはずなのに、大会が戻ってきてもランナーが戻ってこず。

しかもコロナ禍でランナーは増えているわけで、以前と同等の活気とは言わないものの、もう少し盛り上がるのではないかと期待していた人もいるのではないでしょうか。特にマラソン業界で働いている人には肩透かしを食らった気分かもしれません。

ただ、私はメーカーの方と話をするときに、元に戻るのは来シーズン(2023-2024)ではないかと伝えています。今シーズンはまだ様子見になるランナーも多く、何よりも参加費が高すぎます。フルマラソンで2万円があたり前になったら、ランナーは引いてしまいます。

勘違いしないで欲しいのですが、2万円という価格設定が高いと言っているわけではありません。なかったことのようになっていますが、まだコロナ禍なんです。ボランティアメンバーを集めるのだって簡単ではありません。対策には何かとお金もかかります。

どの大会だって開催で儲けようなんて考えていません。基本的にどの自治体も税金を投入して開催しており、スポンサーもお金を出しています。だから経費を計算して2万円になるなら、それはもう仕方のないこと。ただ、その金額だとランナーが動かないというだけのこと。

どの大会も賢い人が運営しているわけで、そんなことは百も承知で、以前のように競い合うようにエントリーしてくれるなんて考えている運営なんてひとつもないはずです。もしかしたら定員割れも想定して価格設定をしている可能性すらあります。

大会参加者が思ったほど増えないのと、昨年購入した厚底シューズが消耗していないから、今シーズンは厚底シューズは売れないのではないかという話もしています。どのメーカーも新モデルをラインナップして、大会が戻ってくるからと鼻息荒くしているかもしれませんが、まぁそうはいかないでしょう。

大会は戻ってきます。でもランナーの多くはマラソン大会のない生活に慣れてしまい、高額な費用と払ってまで走ろうとは思わないわけです。だからこれから1年でコロナ禍もなかったことになり、大会があたり前のように開催されるようになるのを見届けて動く人が大半。

そう考えると、活気が戻ってくるのは2023-2024シーズンというわけです。それさえも楽観的すぎると思えるくらい、今のマラソン大会を取り巻く状況はよろしくありません。大会参加を職場が認めないというようなケースもあります。再開を手放しで喜べない状況なんです。

とはいえ、賽を投げないことには前には進めません。やるしかない状況でもあるわけで、ただ大会を用意すれば人が来るという段階ではないということ。あと1年半は耐える期間です。そこからまたゆっくりとランナーが戻ってくると信じています。

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