ただ走るだけではなく共に時間を共有するために走る

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スコット・ジュレクのトークショーでの気づき2回目。

スコット・ジュレクはレジェンドと呼ばれるウルトラランナーなので、彼のファンがアメリカ中にたくさんいる。いや世界中に彼の走りを注目している人たちがいる。

彼と一緒に走りたいというランナーもいるし、彼と写真を一緒に取れるだけで幸せになれる人がいる。彼のチャレンジは彼だけのものではなくスコット・ジュレクを愛する人たちすべてのものだと言っていいだろう。

それでも彼はスーパースターなのだし、速く走ることだけに集中すればいいはずなのに、多くの人とこの壮大な冒険を共有したいという思いを抱いて走っていた。

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アパラチアントレイルをFKT(誰よりも速く走る)するためには、本来山の険しい北側から南に向かって走るほうがいいとされている。ただ一般的なトレッカー(山地旅行者)などは南から北に進む。

スコット・ジュレクの判断はこうだ。自分も南側から北に向かうほうが、トレッカーとの時間を共有しやすいからそちらを選択した。もちろんこれまでの記録を塗り替えられる自信があったからそうしたのだろう。

それでも「楽だから」という選択肢は最初からない。自分が走っていることを多くの人と共有することでトレイルランニングやウルトラマラソンを身近に感じてもらいたい。それを重視しているように感じる。

彼が見せてくれたスライドには多くのトレッカーと一緒に撮った写真や、彼をサポートしてくれる人たちが何度も映しだされていた。撮ったのは本人ではなくカメラマンだろうが、スコット・ジュレクに会えた人たちにみんな目を輝かせている。

彼はもう、ただ走るだけでは満足できないのだ。多くの人とふれ合うこともそうだが、3500kmの道のりををシューズの開発に役立つと考え、いまのシューズをどう改良しながら走っていたそうだ。

スコット・ジュレクからは常に前向きなパワーを感じる。

そういう一面がスコット・ジュレクが愛される理由なのだろう。どんな状況に追い込まれても諦めない精神力と前向きな発言。そういう人が目の前にいたら好きにならずにいられないだろう。

スコット・ジュレクから学ぶべきは栄養学や技術ばかりではない。彼の言動の一つひとつに注目し、ランナーはそこから学ぶことがたくさんあるはずだ。

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