マラソンランナーに筋トレは必要?ランニングと筋トレの関係

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Qちゃんこと高橋尚子さんが現役時代にマスコミに腹筋を見せびらかせて周りの人から「女の子なんだからやめなさい」と注意されていました。見せびらかしたくなるくらい彼女は徹底的に腹筋を鍛えあげていました。

実際のところランナーに筋トレは必要なのでしょうか?筋肉はただの錘にしかならないのでしょうか?ランナーに筋トレが必要かどうかについて考えてみましょう。

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裸足で走れば筋肉は勝手に鍛えらる?

いきなり裸足を持ち出すと嫌な顔する人もいると思いますが、事実として裸足ランニングをすればふくらはぎを中心にしっかりとした筋肉がついてきます。

「足に必要な筋肉は走って身に付ければいい」これがわたしのスタイルです。

正直言います。筋トレが好きじゃないだけです。だから走るための筋肉はランニングの強度を上げることでこれまでは身に付けてきました。でもちょっと悩んでいます。実はそれ以外の筋肉も必要なのではないかと。

マラソンを始めてからフットサルやサッカーでの横の動きがまったくできなくなりました。これすごく問題です。ランナーとしてというより人として動物として非常にまずいと感じています。

もちろんマラソンを走るだけなら横への動きは必要のない動き、必要のない筋肉です。でも横への動きの筋肉も鍛えておかないとケガにつながるのではないかと感じています。

人間に必要な筋肉は走るだけでは身につかないというのが今の段階でのわたしの結論です。

体感を整えるための筋トレは必須

これはもう絶対に必要です。体幹がしっかりしていないとまともな走りはできません。まず正しいフォームを維持し続けることができません。でもQちゃんのようにガチガチの腹筋になるのは反対です。

筋肉に必要なのはしなやかさであり柔軟性です。お前は世界の高橋尚子にケンカを売るつもりなのかと言われそうですが、そこだけは絶対に引けません。硬い筋肉はコントロールしにくいというのがわたしの経験論です。

しなやかな筋肉を作るための筋トレがランナーには必要です。

そのしなやかな筋肉を身に付けられるのがピラティスだとわたしは感じています。ピラティスによってインナーマッスルを利用して体幹を整え、外側の筋肉に頼り過ぎない体の動きを身につけるのです。

わたしの走りの特徴として衝撃の少ない着地というのがあるのですが、それはすべてピラティスによるものだと考えています。腹筋の内側を上手にコントロールすることで着地の衝撃を減らしているのです。

これがガチガチの腹筋では同じことは絶対にできません。

繰り返しになりますが、上半身は体幹を整えるための筋トレが必要です。これは走っただけでは身につくものではありませんので走りを安定させたい人はぜひピラティスを取り入れてください。

まとめ

本当は上半身も下半身も筋トレなんて必要ないというのが人間のあるべき姿です。鋤や鍬を使っていれば下半身も上半身も自然と鍛えられます。筋トレが必要なのは現代人があまりにも体を使わないからです。

ただいまさら体を動かして働く時代には戻れません。ならば体が衰えていかないため、本来の力を発揮するための筋トレは必要ではないでしょうか。できることなら筋トレの必要のない暮らしを目指し、できないのであれば体のために筋トレをする。

マラソンランナーにというよりは人として動物として現代人には筋トレは必要不可欠なのかもしれません。

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