いまさらですがわたし万里の長城マラソン日本事務局の代表です

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以前からの付き合いのある人は知ってくれているのですが、この1年で繋がった人は知らないかもしれないので書いておきます。わたしは万里の長城マラソン日本事務局の代表をしています。

代表と言っても事務局には2人しかいませんしお互いにそれぞれの活動があります。ただ、わたしの活動の中心はあくまでも万里の長城マラソンです。

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なぜ万里の長城マラソン日本事務局の代表をしているのか

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根本的な疑問だと思います。なんで万里の長城マラソン日本事務局の代表をしているのか。

話せば長くなるのですが、2011年に初めて万里の長城マラソンに参加したときに参加するための情報があまりにも少なすぎると感じ、これから出る人のために万里の長城マラソンのファンサイトを作成しました。

申し込みの仕方や、宿の取り方。大会そのものの流れなどをサイトにしてまとめました。

当時万里の長城マラソンの本部も日本にあり中国人の朱さんが運営していました。そもそもの万里の長城マラソンの始まりは朱さんが日中友好のために始めたイベントだったのです。

その朱さんが2013年の大会後に中国に戻って万里の長城マラソンを世界に広める決断をしました。当時日中関係が悪化していたのもあって大会を世界に向けてアピールする方針にし、そのためには中国で活動をすることがベストだと考えたのです。

2011年から2013年まで大会に出ていたわたしは実は2013年の大会で最後にするつもりだったのですが、その旨を伝えたメールを朱さんに送ったところ「それよりも日本事務局を任せたい」とのこと。

世の中何が起こるか分かりません。断る理由もないのでわたしは万里の長城マラソン日本事務局の代表になりました。

万里の長城マラソンの魅力

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そもそも2013年まで3年連続で出場していたのは万里の長城マラソンに魅力を感じていたからです。最初は大好きな北京の街に行けることが嬉しかったのですが、回数を重ねるごとに万里の長城マラソンでの人との出会いにハマっていきました。

2011年大会は三州ツバ吉さんとの出会いです。それまで24時間マラソンで声をかける程度の仲だったのが、万里の長城マラソン以降に急接近です。今のわたしがおかしな方向に向かうきっかけは三州さんですがその出会いの場が万里の長城マラソンです。

2012年大会は昨年末に東西対抗東海道53次ウルトラマラソンに東軍として参加してくれたKiyoko Ikeuchiさんとの出会いです。彼女はアメリカ国籍の日本人(それをアメリカ人という気もしますが)。STYのサポートをしたり、彼女のお母さんに京都マラソンを応援してもらったりしたこともありました。

2013年大会は中国で働く中川さんと草野さん。2人はそれ以降3年連続で万里の長城マラソンに参加してくれています。2人とも2013年はリタイアになったのですが、翌年以降はきっちり完走しています。ランナーとして人生の先輩として学ぶことが多い2人です。特に草野さんのフットワークの軽さはわたしに大きな影響を与えています。

2013年はもう1人、いま一緒に事務局をやっている青木さんとの出会いもありました。彼は一度だけ過去に接点があったことで万里の長城マラソンで意気投合し、今でも一緒にイベントを行ったりしています。わたしが独立してやっていこうと思うきっかけになった人の1人です。

これ以降も毎年のようにわたしのランナー人生に大きな影響を与える人たちに出会っています。とにかく人に出会える。そしてその経験を他のランナーにもしてもらいたいという思いで事務局をしています。

万里の長城マラソンを通じて叶えたい夢

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わたしには夢があります。日本人にあたり前のように中国人の友人がいる。中国人にあたり前のように日本人の友人がいる。そんな時代を作っていきたい。政府同士はいろいろと思惑があるかもしれませんが、個人は自由です。

その夢を私一人で叶えることはできません。わたしができることなんて本当に小さなことだけです。でもきっと同じ思いを持った人たちがいてそれぞれが活動をしていると信じています。

一つひとつの流れは小さくとも数年後、数十年後にはひとつの大河となって日中がもっと良い関係になっていけると信じています。

だからまずは1人でも多くの人に実際に中国を訪れて欲しいと願っています。そして自分の目で中国の今を見てもらいたい。万里の長城マラソンがそのきっかけになればと思うわけです。

だけど、わたしが周りの人を「万里の長城マラソンに出てください」と言うつもりはありません。軽く冗談で言うことはあるかもしれませんが、わたしが誘って出るのではなく自らの意志で万里の長城マラソンを選んでもらいたいのです。

わたしの役割は万里の長城マラソンという存在を知ってもらうだけ。その魅力を語り続けるだけです。

さて今年はどんな出会いが待っているのでしょう。すでに20名を超える日本人のエントリーをもらっています。いまはその人たちと出会えることをワクワクしながら準備をしています。

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