裸足ランナーは雨のレースでどう走るべきか

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明日のかすみがうらマラソンは雨と風ということです。かすみがうらマラソンには裸足ランナーが大集合しますが、路面が暑かった昨年よりも楽になると喜んでいる人もいるかと思います。

でも雨の裸足フルマラソンは、暑い日や寒い日とはまた違った難しさがあります。いや、難しいというよりは、根本的に走れなくなる人がでます。練習量が問われるとてもシビアなレースになります。

雨なら足裏が冷やされて走りやすいのでは?

そう思う人もいると思います。実際に10km程度なら乾いた路面よりも走りやすいのは事実です。ただし、フルマラソンで4〜6時間も走っていると足がふやけてしまいます。

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足がふやけるのは、角質層が水を含んでしまうためです。角質層がふやけると何がまずいのか。本来はある程度の固さのある角質層が柔らかくなると、皮膚の表皮にある痛点と路面までの距離が近くなります。

薄皮1枚ですが、裸足ランナーの足を強くしているのが角質層です。裸足でしっかり走り込んでいれば、この角質層はやや厚くなっているはずですが、走り込みが少ないと角質層は薄いままです。

簡単な話が、角質層が薄い人ほど足裏がふやけやすく、痛みがダイレクトに足裏に入ってきます。

これは走り方などのテクニックでどうこうできる問題ではありません。雨の日のレースまでに、しっかり練習してきたかどうかがすべてです。

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実際にかなり裸足のベテランランナーでも雨の日に撃沈するということがあります。

あえて当日出来る対策があるとすれば、ふやける前に完走をするか、足裏を守るようにゆっくり走るかのどちらかです。悩ましいのはゆっくり走れば走るほどふやけるということです。

でも、やはりゆっくり走るのがベストです。急いで走ろうとして、地面を蹴ったのでは足裏の消耗が早まります。

柔らかい着地と重心位置による前進。言うは易く行うは難しですが。そして、いきなりレースでできることでもありません。そういう意味では総合的な裸足力が問われます。

はっきり言えば、自信がない人はワラーチなどのシューズを持って走るべきです。もちろん雨のレースで完走した実績のある人は別です。あまり練習ができていなくて、裸足のフルマラソンができない人は、シューズになるものが必須です。

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重要なのは早めに判断するということです。判断を遅らせば遅らすほど、ワラーチなどに切り替えても痛みを引きずってしまいます。その判断がとても難しいのですが。

迷いそうな人に魔法の言葉をひとつだけ。

「裸足でフルマラソンを完走できるかできないかは個性でしかない」

別に裸足でフルマラソンを完走できる人が人間的に優れているというわけでもなければ、偉いというわけでもありません。多少は「すごい」かもしれませんが、人に自慢する類のものではありません。

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完走できる人はそういう個性であり、完走できないのも個性です。レース中はその個性に従うようにしましょう。無理なら無理して裸足で完走する必要はありません。

リベンジの機会はいくらでもありますし、足がふやけてダメになったのであれば、次はそれだけの準備をしてレースに挑めばいいだけです。その個性を認められるかどうか。大事なのはそれだけです。

まぁそれでも完走したいでしょうし、無理もするかと思います。

そういうときは、自分を信じて一歩一歩足を前に出すだけです。幸い明日の雨は前半で止むそうです。前半に無理せずに後半に足を残すように心がけてください。


雨ニモマケズ: 外国人記者が伝えた東日本大震災
著者:ルーシー バーミンガム / デイヴィッド マクニール
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