裸足ランニングを科学的に分析してもらった結果…

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裸足の研究をしている帝京平成大学の金子先生からの依頼で裸足実験の被験者として千葉まで行ってきた。裸足の動きを科学的に分析し、医療や教育に浸透させていくためのデータ収集だとか。

理系のくせに自分のことを直感派としているわたしは、自分の走りをビデオに収めたのも最近だし、当然きちんと分析なんぞしてもらったことなどないわけで、興味津々で乗り込んで行った。

まずは学生の測定を見学。裸足で走っている人のデータだけではなく、裸足で走っていない一般人のデータも必要ということで学生さんに協力してもらっているとのこと。

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一連の流れを確認した後、わたしの体中にセンサがくっついてスタート…とはいかず。脚につけたセンサを固定するためにあんだ〜ラップを巻いていたのだが、これが気になる。完全に左右のバランスが崩れて普通の歩き方ではなくなっている。

数値で見れば対して変わらないのかもしれないし、これまでの被験者は気になってなかったのだろうが、わたしはどうも調子悪い。というわけでアンダーラップを外してスタート。

地面にセンサのある場所を踏みながら歩くだけなんだけど、こういう状況で「普通」が一番むずかしいのは万里の長城マラソンのプロモーションビデオ撮影時に痛いほど感じている。

自然体ってなんだろう…

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なんとか歩きのセッションを終えて、次はランニング。これこそ自然体で走れないのだが、それよりも問題は理想的な着地ではないということで、ランニングフォームに注文が入る。

どうも着地の直前に足の前側が浮きすぎているとのこと。そして言われたことを実現するにはわたしが避けているフォームにしなければいけないということに。体を前傾にして重力を利用して…ってやつ。裸足ランニングの基本といえば基本。

わたしは誰かに裸足ランニングを習ったことがないのと、わたしなりの工夫で後傾気味にして走るからどうしても理想のフォーム、理想の着地にならない。でもそれもデータということでOKをいただいた。

それでも着地時に無駄なエネルギーが発生しているからこれか今後の改善点。

それよりも注目されたのが着地時にかかる力がだいぶ小さいとのこと。歩行時で体重と同程度、ジョギング時で体重の1.8倍、スピードを上げても2倍程度。そもそも体重が軽いというのもあるけど、他の人と比べて大きな特徴なのだとか。

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裸足で24時間とかウルトラマラソンとかやってきた結果なのだろう。わたしは着地の衝撃をいかにして小さくするかだけを考えて裸足で走っている。裸足でいかに速く走るかという人とは方向性が違うのだろう。

裸足にはものすごい柔軟性があるということなのではないかとわたしは勝手に感じている。速く走りたい人には速く走るための足になり、長く走りたい人には長く走るための足になる。

こういうことは科学的に分析してもらって、データとしてみて初めて見えてくるものだったりする。すべてを科学的に捉える必要はないが、こういうアプローチの仕方があることは知っておいたほうがいい。

感覚を大切にしながら、その感覚を数値化したらどうなっているのかを分析し、それをまた感覚にフィードバックする。これこそが今後の「最先端」になるのだろう。

「科学的にこれが正しいからこうしろ」でもなく「感覚こそすべて」でもない、感覚と科学を融合させていく世界。今後の発展が楽しみだ。

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