ハダシストとして裸足の向き合い方とシューズとの向き合い方

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昨年の北海道マラソンは裸足で走り、今年の北海道マラソンはシューズを履きました。

シューズといっても市販品ではなく、マイロードで作ったもらった和紙布の特別シューズで、今回はブログを読んでいくれている人や、facebookでつながっている人を中心にかなり注目してもらえました。

ただし、この和紙布シューズの本質は和紙布で作られたということだけではなく、これまでにない「シューズのあるべき姿」を追い求めた結果作られたもの。

ハダシストがアディダスやナイキのシューズを履くのとは少し話が違ってきます。

マイロードで設計されたシューズを履くことで、ハダシスキルも高くなり、これまで以上に体の使い方を意識して走ることが求められます。

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北海道マラソンはその結果として、自分の力量不足がはっきりとしてしまいました。履く者の力がはっきりと表れるシューズ。

もちろんアディダスやナイキのシューズだって、設計者がいて思いがあって作られているはずです。ただ、そのシューズの方向性がハダシストと一致していないため、一時的にわたしはシューズ難民になっていました。

方向性が合わず、足を入れたときの感覚も「何か違う」となり、シューズ購入にまでたどりつきません。

裸足で走ることを極めていけば、どんなシューズでも走れるようになると、わたしは考えています。ただし、どんなシューズでも速く走れるかというとそれは別問題です。

きっとアディダスのタクミのようなシューズを履けば、そこそこのタイムは出せると思います。ただ、その走りと裸足の走りが繋がりません。

裸足での走りとは違う走り方で良いタイムを出しても、わたし個人としてはそこにまったく喜びを感じません。

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念のために書いておきますが、ここでいう裸足での走りは一般的に言われている「フォアフット着地」の走りとは違います。

あくまでもわたし自身の理想とする裸足での走りのことで、わたしが最近よく言っている「体の背面の筋肉を使った走り」のことを言っています。

フォアフットではなくフラットな着地。体の筋肉の圧縮と反発を利用した走り。

和紙布シューズはこれを実現することができるシューズだと感じていますし、むしろこれを進化させることのできるシューズであるとも感じています。

シューズを履いたときの感覚を高めるために裸足で走る人たちがいますが、和紙布シューズはそれとは逆で、裸足で走るときの感覚を高めることができるシューズになります。

実際、この3週間でわたしの走り方や、走るということに対する考え方、体の使い方が大きく変わっています。

これまでもただ漠然と裸足で走っていたわけではありませんが、それでも感覚に頼って曖昧にしてきた部分もありますし、本当にそれで正しいのかにつていの考察を飛ばしてきた部分もあります。

シューズを履くことで、裸足で足りなかったピースが1つひとつ埋まりはじめています。

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もっともそれを結果として出す必要があるのですが、マラソンの世界に特効薬はなく、じっくりと時間をかけて高めていくべきこと、進化させていくべきことです。

なので今シーズン結果ができないことに対してはあまり難しく考えていません。

わたしに驚くべき才能が眠っていて、それが目覚めたらいきなりサブ3で走れる・・・なんてことは絶対にありえませんし、そんなことは期待もしていません。

ハダシストとして裸足で走ることと向き合い、多くの気付きをランナーにフィードバックすること。そのために和紙布シューズでも走ります。

市販されている他のシューズを履くこともあるかと思います。市販されているシューズを履くことでの気付きもありますし、そこから学ぶことも必ずあります。

「裸足って素晴らしい」で思考停止しないこと。「シューズは足に悪い」なんて決めつけないこと。

ただし、それらすべては裸足での走りを楽しむため。そして一人でも多くの人に、無理のない楽しい走りを知ってもらうこと。それがいまのわたしのスタンスです。

数年後には違うこと言っているかもしれませんけどね。

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