万里の長城マラソン2017日本人参加者は60人を超える予定!

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万里の長城マラソンのエントリーが順調です。4月14日まで募集していますが、現段階で60人を超える参加者が予想されます。昨年が55人でしたので、それよりも微増ですが今年は例年よりも幅広い層に広がっているのを感じます。

昨年くらいまでは、わりと濃いタイプのランナーが多かったのですが、今年は走ることを楽しむ層が増えているように感じます。

それでも女性のフルマラソンが8名と、日本人の参加者では過去最高の人数になっています。ひとえに裸足の河童人気による……ことは1mmもなく。

それでも3人がリピーターで、1人はクレイジーランナーつながりですから半分は知り合い。ありがたいことです。

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そして個人的にサプライズにしたい(本人がバラす気がしますが)のですが、あの人が参加します。参加の申し込みが来たときは、正直心臓が止まるかと思いました。

一般の人には無名ですが、万里の長城マラソンになくてはならない人が走ります。

わたしは走りません。日本人が60人を超えて、世界各国からも合計200人以上のランナーが集まります。昨年の倍の規模です。だからこそ、事務局としてできることをやりたい。そういう思いがかなり強いのです。

日本人の間で、万里の長城マラソンというおかしい大会があるということが徐々に広まり、特に北京在住の日本人学校の先生たちのつながりでたくさんのランナーが参加してくれています。

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この広がりは来年も続きますし、来年はRUNNETからも申し込みをできるようにします。そうなれば100人以上の日本人が北京を訪れることになるかもしれません。これは決して小さなことではありません。

100人が北京の街を見て何かを感じる。

北京が嫌いになる人もいるかもしれませんが、わたしのように北京にハマってしまう人もいるはずです。いまは週末北京を4万円で楽しむことができます。食事を抑えれば3万円でも可能です。

そのためのガイド本を出そうと思っていたのですが、北京に取材には行けずでした。ですので、今回は西安観光をやめて、ずっと北京に残ることにしました。3日から5日までずっと取材しつつガイド本の原稿づくりです。

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自分のまだ知らない北京の顔を見つけることができれば嬉しいのですが、とりあえずは作ってみることから始めます。いきなり100点満点を狙う必要はありません。

中国のことをほんの少しでも興味を持ってもらうこと。中国に行くことを自然に行ってもらえる時代にすること。万里の長城マラソンがその役に立つならこんな嬉しいことはありません。

国と国同士はいろいろありますよ、それはもう。しかも国際情勢がかなり不安定な状態です。そんな状態だから自分にできることは何なのかを考えて実行したいんです。

もっともわたしが何かをしなくても、万里の長城を走った人たちはその苦しさの虜になるはずです。簡単に参加はできなくても、リピーターとして戻ってきてくれる人のいる大会です。

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わたしはその現場までみんなを誘導させるだけです。

そしてあとはそれぞれの中国を感じてもらえばそれで満足です。ただ、今年は少し欲深く、マラソン翌日に観光イベントを開催することにしましたが。

自分一人ではなかなか行かないような場所を案内するのですが、さて気に入ってもらえるでしょうか。ものすごい距離歩かせるような気がしてならないのですが、そこは気をつけるとします。

万里の長城マラソンに関してはとにかくわたしは強欲です。

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参加してくれた人が、「こんな大会他にない」と言ってくれるようにとにかく全力を尽くします。そして「ひどい目にあったけど、また行く」と言ってもらえればそんなに嬉しいことはありません。

世界で一番厳しいフルマラソンの大会だと自負しています。

もっと長くて厳しいレースはいくらでもあります。42.195㎞で考えたときに、これよりも厳しい大会は世界に5つとないはずです。

エントリーは金曜日まで。駆け込みであとどれくらいの参加があるか楽しみです。


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著者:川島 真
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