万里の長城マラソン2019の日本人参加者が100人超え?

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万里の長城マラソンの日本人参加者が100人を超えそうです。10連休とはいえ航空券の確保が難しくなっている状態でのこの参加者数は、ただただ驚きです。

大事なのは何人参加したかということではなく、参加してくれた人に喜んでもらうこと。また北京に来たいなと思ってもらうことがわたしの役割です。

万里の長城マラソンそのものは毎年のようにトラブルがあります。でも、わたしの負担は年々軽くなっていたというか、レース後に反省で落ち込むことが減っています。

いいことではあるのですが、どこかで手を抜いているのではないかと自問したり。

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100人以上の日本人参加者がいるとなると、手を抜くどころか燃え尽きる可能性があります。でも、そうじゃないと自分らしくないなと思うわけです。

いつもは万里の長城マラソンが終わってから中国各地を旅していました。疲れ切っているのと反省で頭の中がぐちゃぐちゃになってしまうので、クールダウンの時間を作るために。

でも、昨年と今年はすぐに帰国の予定を立てています。そうならないと思ったから。

今回の参加者も80人程度だと予想していましたが、蓋を開けてみたら100人を超えそうなわけです。わたしが日本事務局を引き受けたときには12人程度の参加者でした。

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わたし自身は積極的な宣伝をしているわけではなく、参加した人の口コミによってここまで広がりました。

人に恵まれている。これがわたしの正直な気持ちです。わたしはくじ運などはめっぽう弱いのですが、人との出会いという面での運はずば抜けてあります。

毎年のように参加してくれる人が増えていますし、みんながその輪を広げようとしてくれるわけです。

中国というのは、やっぱり人によってはいいイメージを持っていません。北京なんてただの国際都市なんですが、いまだにオリンピック以前の印象を持ったままという人がたくさんいます。

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中国人は自己中だという話も聞きますが、わたしにしてみれば中国人ほど親身になってくれる人はなかなかいません。台湾の人たちも親切ですが、中国の人の親切とは少し違います。

台湾の人たちは寄り添うような親切で、中国の人たちは「俺に任せろ」というような親切です。「俺に任せろ、よくわからんけど」というほうが正しいかもしれません。

どちらが良いかという話ではなく、わたしはどちらも好きなんです。

そして出来るだけ多くの日本人に、現在の中国人を知ってもらいたい。現在の北京を知ってもらいたいと思っています。北京に行って何も感じないような人もいるかもしれませんが、感度のいい人なら必ず何かを得て帰ります。

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もしかしたら余計に嫌いになったという人もいるかもしれませんが、それを少しでも「おもしろいかも」に変えるのがわたしの役割です。万里の長城マラソンを成功させるのはもちろんのこと、いい思い出を作ってもらう。

だから、万里の長城マラソンに戻ってこなくても全然構いません。

いや、戻ってきてくれるとめちゃくちゃ嬉しいですが、正直なところ気軽に走れる大会ではありません。フルマラソンですと日頃から走っている人でないと完走はできません。

その厳しさが気に入るかどうかは人によって違います。

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だから「2度と走らない」というのでも構いません。「でも楽しかった」となってくれれば。

ただ、100人もの人をなんとなくで楽しませることができるほど、わたしは優秀な人間ではありません。かといって綿密なプランを立てるタイプでもありません。

ハダシスト流のおもてなし。

大事なのは1人1人と向き合っていくということ。できるかぎり自分を消すこと。それでもわたし自身が楽しむこと。やることは変わりません。その数が増えるだけで。

さて、これから準備が忙しくなりそうですが、それも含めて楽しむとしましょう。


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著者:倉島麻帆
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