中国人の若者に日本人の友人がいることがめずらしくない時代を創りたい

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万里の長城マラソンの日本人エントリー者数がゆっくりとではあるが、増えてきている。昨年のエントリーが11名で、今年は今日の段階で23名となっている。目標の50名にはまだ遠いのだが、少なくとも昨年の倍を超えたことで、日本事務局としての最低限のハードルはクリアしたと考えている。

もちろん、この23名で満足するわけにはいかない。あくまでも目標は50名なのだから、その半数に満たないということはまだまだ万里の長城マラソンの認知度が低いということになる。認知度の低さはわたしの宣伝力のいたらなさということになる。正直現段階の23名は、昨年の参加者がいたるところで宣伝してくれた結果だから。

万里の長城マラソンはとても難しい大会だ、フルマラソンだとそれなりの走力を要求される。そして何よりも中国という国に対する心理的な壁があるため、気軽に参加できない人もいるのだろう。気持ちはわからなくはない。わたしも初めて中国に行くまでは中国に対していいイメージはなかったのだから。

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そして数年前の反日運動のイメージが非常に悪い方向に作用している。中国は危険だと思う人もいるだろう。わたしの感覚でしかないが、いまの中国は親日の雰囲気を感じることができる。とくに若者は日本が好きだということを口にする人が少なくない。日本の文化、日本の芸能、どれも彼らにとってあこがれの対象だったりする。

大気汚染はどうだろう。こればっかりは中国政府も手の打ちようがないのかもしれない。ただ危機感を持っていることは感じている。中国政府の危機感とは裏腹に庶民は大気汚染に対して無頓着だったりする。大気汚染に関しては10年単位ぐらいの長いスパンで考えるしかないだろう。

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ただ、万里の長城マラソンが開催される時期は昨年の北京マラソンのようなひどい状況になることはない。日によっては青空を見ることもできる。強い風が吹いたり、雨が降ったあとはきれいな青空が広がる。そういう日と万里の長城マラソンが重なると視界いっぱいに広がる絶景を楽しむことができる。

そういうことをうまく伝えていくのがわたしの役割なのだが、まだ十分にそれができていない。ただひたすらに日々の業務に追われている。こういうブログなんかを使いながら、ひとりでも多くの人が中国に興味を持ってもらえるようにしていきたい。あわよくば中国に観光に行き、さらに万里の長城マラソンに参加してもらえれば最高に嬉しい。

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わたしが万里の長城マラソンの事務局をしているのは、万里の長城マラソンを成功させたいからだけではない。わたしが思い浮かべるそう遠くない未来。中国人の若者に日本人の友人がいることがめずらしくない時代を創りたい。中国だけではなく、韓国も台湾もそう。いがみ合うのではなく手を取り合える時代にしていきたい。

その中でわたしができることは本当に限られた小さな範囲にすぎない。それでいいとは思わないが、まずは自分のできることを精一杯やるつもりだ。1人でも多くの人に中国を訪れて、万里の長城を駆け抜けてもらいたい。そして、中国の、中国人の今を知ってもらいたい。彼らはみんなが思っている以上に素敵な人たちだから。

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