万里の長城マラソン 裸足で優勝&サポートの記憶と記録

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記録と記憶ということで、今年の万里の長城マラソンの自分のことを書いておきます。

前日夜の懇親会を終えて、本部の手伝いなどをしていると寝れたのは1時過ぎ。幸いなことに今年は欠席者が全員連絡をくれたので、「あれ?この人受付来てないけど・・・」みたいなトラブルはなしです。

希少は3時間後の4時過ぎで3時間睡眠。

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去年よりは寝ることができましたが、これでフルマラソンだったらと思うとゾッとします。ただそんなことで弱音を吐くわけにはいきません。事務局代表の朱さんはほとんど寝ずに調整していますから。

今回出る種目は5kmなので睡眠不足の影響が出る前にフィニッシュできたから問題ありません。

朝起きて集合場所で日本人ランナーの確認です。

そんな必要があるのかと思うかもしれませんが、実際に寝坊した人が数名。仕事で来れなくなった人が1名、遅れて自分で向かうという人が1名。「寝坊したから置いていく・・・」とはなかなかできません。

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結局30分遅れで出発して、渋滞にもはまって、30分遅れで八達嶺古長城に到着。7時半開始予定が、8時スタートです。

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全員で120名ぐらいなのですべての種目が一斉スタート。とりあえず飛び出しておきました。

5kmは1.5km地点ぐらいまでが石の舗装路で、残り1kmは万里の長城を走る事ができます。ひたすら2.5km上って2.5km下るコース設定。

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裸足だし5kmなので上りは難なくこなせますが、あきらかに昨年までの金山嶺長城のコースとは比較にならない傾斜です。

それでも独走で4.5kmを走り抜け、そのあとの500mにご褒美がまってました。

プロモーションビデオを一緒に撮った、大好きな白白(Baibai)が出迎えてくれてそこから並走!めっちゃテンション上がりますよ、こんなん。

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そして余裕で5kmゴール・・・もちろんゴールにはボランティアさん以外、誰もいません。

がらんとしたゴールに飛び込むなんて人生初の経験です・・・

なにはともあれ優勝です!万里の長城マラソンチャンピオンです!ランニング人生初の優勝です!

ただし、大変だったのはこのあと。

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気持ちを切り替えて、事務局の仕事開始。昨年と同じトラブルを起こさないために、ゴール前で写真を撮ったり、リタイアした人の確認を行ったり。やることはたくさんあります。

外国人ランナーを中心に「エイドが少なすぎて水が足りない」という苦情が発生。

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コースは簡単にいえば、600mの山を超えて向こう側に行き、そこから引き返してくるのですが、その山の区間の水をストックするのが難しいため、エイドがない区間になています。

いや、だから水を持って走ってねって伝えてたし・・・少なくとも日本人はほぼみんな「水不足」にはならなかったのですが、そこらへんは欧米人と日本人の違い?

そんなことを言っても始まらないので、河童出動です。

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500mlペットボトルを6本バックに入れて、2本は両手に持って、いざ万里の長城へ。

持てる量に限りがあるため、まさに「焼け石に水」なのですが、この1本で1人救えると思うと運ばなきゃいけない、事務局としては。

水が必要な人を見つけて渡しながら片道約3kmを2往復。

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3往復目は足切りの時間も考えなきゃいけないので、スイーパー兼水の運び屋で最高地点まで走り、そこから下ると戻ってこれなくなる気がして、頂上で最終ランナーが戻ってくるのを待ちます。

最終ランナーの2名は昨年からのリベンジ組。

制限時間、残り1時間半になったところで救護隊の人たちが「制限時間に間に合わないから2人を回収する」と言い出します。

「いや、絶対に間に合う」「問題ない」言葉が通じないと分かっていながらも必死の懇願です。知らないあいだに手を合わせて「お願いだから」って言ってました。

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事務局としてはダメな行動だと思うんですよ。

でも絶対に間に合うし、リベンジ組だと思うと感情が先走ってしまいました。

思いが通じたのか、リミットの18時には絶対に間に合うという約束で、2人を回収せずにわたしがスイーパーでラストランです。

そして制限時間内の9時間19分で無事ゴールです。

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結局トータルで25kmぐらい走ったような気が・・・

スイーパーの役割の途中からは自分の優勝とか正直どうでも良くなっていました。

サポートしながら感じたのは、やっぱりフルマラソンの苦しさを味わいたいという想い。万里の長城マラソンのフルマラソンは特別な苦しさと特別な充実感を与えてくれてくれます。

それがないことへの物足りなさ、でも事務局のスタッフ不足を考えるとわたしが走ってはいけないのは明らかです。

当分、このふたつの思いに苦しむのでしょうね。

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とにかく大きな事故もなく大会を終えることができて、いまはホッとしています。ただ気持ちはすでに万里の長城マラソン2017に向けてスタートしています。

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