万里の長城2014に日本人最初のエントリーがありました

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万里の長城マラソン、日本人1人目の申し込みがありました。2013年も参加し、このブログにもコメントを残してくれる草野さんです。草野さんは中国在住なので、非常に心強い。2013年も瀋陽の話を聞かせてもらったり、中国人の面白話を聞かせてもらったりしました。完走できなかったので、次回こそはという思いが強いのでしょう。一度参加するともっと出来たのではないだろうかと思えて悔しくなるのがこの大会の不思議なところ。走っているときは「もう無理だ」と思っているのに喉元すぎればなんとやら。草野さんのエントリーに便乗して、おいらもエントリーするので、目標の日本人100人中2人達成です。残り98人…

おいらにとって万里の長城マラソンの最大の魅力は人との出会いにあります。最初の年に一緒だった三洲ツバ吉さんは24時間マラソンで会いますし、今年になってからはいろんなイベントにも呼んでもらっています。少し前にやった東京駅から高尾山までのランニングも三洲さんの企画です。2012年も2013年も素晴らしい出会いがありました。facebookがあるおかげで、遠くに離れていれもお互いのことを確認し合えるというのも大きいです。SNSが生まれたおかげで、マラソンというのは自分と向き合うだけではなく、お互いに励まし合い切磋琢磨するという面も強くなってきました。

そういう出会いがおいらのランニング人生を大きく変えているのは間違いありません。劇的な目に見えるような変化はないかもしれないけど、確実に影響を受けているわけです。そして、こうして万里の長城マラソンのBRIDGE RUNNERとして万里の長城マラソンを広めようとすることも、出会いがあったからこそ挑戦してみようと思えたのです。おいらが万里の長城マラソンの運営側にいることで、これまで参加した人と再会できる場所ができるわけです。

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もうひとつ魅力をあげるとするなら、ボランティアを含めた事務局のメンバーが一生懸命だというところでしょう。ほとんどが大学生のボランティアで、ボランティアをしたい人が多すぎて面接をしているそうです。中国にやってくるランナーたちを全力で歓迎する気持ちが伝わってきます。マラソンコースでも給水ポイントで本気で応援してくれます。水が足りてないか心配してくれます。本当に純粋という言葉がぴったりくる人たちです。普段からそうなのかどうかはわかりませんが、中国人の若者は純粋な人が多いようには感じます。もちろん日本人とは分化が違うのでかみ合わない部分もありますが、そんなものは本当に些細な違いです。

2014年からは1000人規模の大会にしようと計画を立てているので、大会の雰囲気は変わってしまうかもしれませんが、2013年まではアットホームな大会でもありました。村のマラソン大会がそのまま大きくなったような。そもそもの始まりが数名での観光マラニックのようなものだったので、あらゆることをガチガチに固めてしまうのではなく柔軟に対応しようというスタンスそう感じさせるのかもしれません。逆に大都市マラソンのようなあらゆるルールがしっかりと決まっている大会が好きな人には向いていないかもしれません。多少の緩さや拙さを「さすが中国だなぁ」と笑い飛ばせる余裕がある人向きです。

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コースは超難コースと言っても良いでしょう。まさか自分が10時間近くも走ることになるとは思いもしませんでした。2012年までは5時間台だったのでコースが変わったとはいえ同じぐらいのタイムを想定していました。ところがコースが大幅に変更して、ほんとど万里の長城の階段を昇降しているだけになったのが難コースになった理由です。もちろん平らな部分もあります。それでも、きちんと準備をしなければ完走はできません。ただし、2014年はスタート時間を早くして、ゴール時間を遅くする可能性があります。10時間以上走る準備をしていれば完走はしやすくなるかもしれません。

運営側の立場で言わせてもらうなら「挑戦者求む!」という思いでもあります。ぜひ、この難コースを日本人に制してもらいたい。フルマラソン男子のチャンピオンが日本人であってほしい。もちろん、おいらもそこを目指しますが、そのためにはしっかりとした準備が必要になります。勝つためには間違っても裸足で走ろうとしてはいけません。2014年は最初から最後までシューズを履いて走りぬきます。自分の全力を万里の長城にぶつける気持ちで納得する走りをしたいと思います。

さて2014年はどんな出会いがあるのでしょうか。1人でも多くの人が参加してくれることを望んでいます。そのために可能な限りのサポートをすることも約束します。興味のある人はぜひエントリーをしてみてください。

万里の長城マラソン2014エントリー:http://greatwallrun.com/gwcm_entry/

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