落ち着かないので万里の長城マラソンをシミュレーションしてみた

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あと4日で万里の長城マラソンです。あぁあの苦しさをまた味わうのだと思うと、居ても立ってもいられなくなり、練習に行きたくなるのですが、心を鬼にして5kmのジョグで帰宅です。

どれだけ練習してもうまく走れない。過去の万里の長城マラソンはすべてそうでした。

苦しさと辛さに何度走るのをやめようかと思ったことでしょう。もう1歩も階段を登ることが出来ない。20kmくらい走ったところで毎回そんな厳しさと直面します。

万里の長城マラソンはそこからがスタートです。

もう1歩も進めない足を気力だけで前に向ける。絶対に完走するのだという強い意志だけがランナーをゴールに導いてくれます。

今回は変則の周回コースで8周走ります。1周目と2周目を合わせて10kmですので、10時間計算なら2周で2時間30分ということになります。奇数周と偶数周には1kmくらいの差があるので、奇数周は1周1時間、偶数周は1周1時間15分計算でOK。

もう100回くらいこのシミュレーションを繰り返しています。

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上りは歩いて、下りはブレーキを掛けすぎず、背中の筋肉の反発力を上手に使って走りきる。イメージの中だけでは優勝しているのですが、相手があってのことなのでこればっかりは運任せ。

もしかしたら完走者ゼロも考えられるのが今回のコースです。少なくともわたしは1年前に居庸関長城を訪れて、ここをコースにしたいと言われたとき「無理だ」と断言しました。

その上り坂をイメージの中で何度も何度も上るのですが、それを8回繰り返す苦しさは想像を絶するものなのは間違いありません。

ただし、今回ばかりは裸足で走ることがプラスに働くのではないかと考えています。

きれいに補修された万里の長城ですから、ガレ場で足を傷めるということはありません。そして上り階段ではシューズよりも裸足のほうが圧倒的に有利に上ることが出来ます。シューズランナーは片足200g前後のシューズを何千回も持ち上げなくてはいけません。

とはいえ周りのランナーは敵なわけではなく、同じゴールを目指す仲間なのが万里の長城マラソンの面白さです。誰が勝ったのかは実はそれほど大きなことではありません。

今回はたった1人でも完走者がいれば、わたしたち全員の勝利です。万里の長城マラソンは参加者全員による万里の長城なんてものを作った中国の歴史への挑戦なのです。

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もちろん完走できなかった悔しさは大きなバネになり、多くのランナーがリベンジに成功しています。

万里の長城の壁に跳ね返されたことでくじけるのではなく、何度も何度も挑み続ける。それが万里の長城マラソンの美しさでもあります。

だがしかし・・・今回は跳ね返されるわけにはいきません。

事務局という立場上、来年の参加者が20人を超えるような場合は、やはり自分で走るというわけにはいきません。居庸関長城ではこれが最初で最後の挑戦になる可能性があります。

むしろ最後の挑戦になるようにしなくてはいけません。いつかここを100人以上の日本人に走ってもらうこと。これが秋の万里の長城マラソンのわたしの目標です。

楽しんでもらうためには、自分でコースを知っていたい。だからこその参加で、どれくらいの走力があれば完走できるのかを、知っておく必要があります。そして完走しておく必要も。

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12分/kmこれをどこまで我慢して続けられるか。

飛び出さない勇気と、チャレンジする気持ちのコントロール。体と心を自分できちんと制御すること。その先にはゴールテープが待っているはず。

やり残しはなし!あとは体調を崩さないことだけ考えて、金曜日の夜に得意の海南航空で中国に乗り込みます。


挑戦のススメ
著者:堀木 エリ子
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