過去最高に過酷?夢の島24時間マラソンを裸足で走ってきた!

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「24時間グリーンチャリティリレーマラソンin東京ゆめのしま(夢の島24時間マラソン)」が今年も開催されました。東京五輪のアーチェリー会場が夢の島になった関係で、競技場が取り壊されるとか。

(こないだ改修したばかりなのに…)

それにともない、来年以降に夢の島24時間マラソンが開催できなくなってしまいました。東京五輪後も競技場ができるわけではありませんので、次回以降の開催が完全に白紙状態。

11年連続出場となったこの大会もこれで終わりなのかもしれないと思うと、こみ上げてくるものが……ないですね。今回のレース中にそんな余裕は一切ありませんでした。

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目標は111kmに設定しましたが、結果が88.75kmと惨敗。自己ワーストが81.9kmですので、それは上回りました。それだけです。

良い記録が出なかった理由ははっきりしています。

・路面温度が上がりすぎて5時間半走れなかった
・足の筋肉が付きすぎて足裏に負荷がかかった

言い訳だと思われるかもしれませんが、言い訳くらいさせてください。スタート時には立ち止まることもできないくらいの路面温度。目玉焼きが作れそうなくらいの熱々状態だったんですよ。

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でもスタートしないわけにはいきませんので、とりあえず全体スタートに合わせて1周。もうその時点で足裏がヒリヒリします。そこからは路面温度が下がるまで、ただひたすらにテント内で待機しました。

16時に走り出せるかなと思ったのですが、15時くらいで路面温度が下が始めました。まだやや熱くはあったのですが、時間がもったいないので再スタート。2時間分の遅れ。

2日目は朝から太陽がしっかり顔を出し、わたしの想定では11時以降走れないと思っていましたが、実際には9時半ですでに立つことができなくなりそこで終了。 24時間のうち5時間半走れないとなるとさすがにタイムが伸びません。

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でも、プラス5時間半くれると言っても、111km走れたかというとそうでもありません。

ハルカススカイランに向けてのカラダづくりをしていますので、足がこれまで以上に太くなっています。その結果、足が重いわけです。その状態で裸足ランをすると、これまで以上に足裏に負荷がかかります。

その結果、足裏がいつも以上に消耗していき、気がつけば足裏の皮がかなりすり減っています。さらに何箇所か小石を踏んづけた結果、足裏が軽くえぐれました。

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足裏が擦れて痛くなり、後半は歩くことすらままならない状態でしたので、自己ワーストを更新しなかっただけ良かったのかもしれません。

スタートからは比較的気持ちよく走れました。スタートの暑い時間を回避した結果、消耗がかなり抑えられたのかもしれません。すでにこの時間に歩いている人も多かったので、ある意味正解だったわけです。

1周1.25kmを1時間で5周計算。実際には多少の余裕を持たせますが、トイレに行ったり、補給をしたりしていると平均で1時間5周がいいところ。

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裸足にしても遅すぎると思うかもしれませんが、夢の島陸上競技場の外周は、かなりの荒れたアスファルトです。鹿児島マラソンのコースと同じくらいの厳しさがあります。

そこを何十周も走りますので、とてもじゃないですがスピードは出せません。

今回の給食は基本的にエネルギーゼリーです。それにおにぎり5個を加えただけ。なぜか食欲があまりなく、エイドで出てくるごちそうはどれも食べる気になりません。これもあまりよくなかったかもしれません。

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フォームは取り入れたばっかりの首固定を意識しましたが、これが最悪でした。やるべきことは合っている自信がありますが、いかんせんまだ身についていませんし、何よりも筋肉が出来ていません。

このため、途中で完全に背中が張ってしまいストップ。40分ほどピラティスで体を整えての再スタートでした。その場でリカバリーできたのは良かったのですが、新しいことをするのはタイミングではなかったですね。

ただ、その中でも掴んだものはあったので、災い転じて福となすとなればよいかと思います。

とはいえ、この後は何度も背中の張りに悩まされることになります。そのたびにほぐさないといけませんので、これも時間のロスです。ただでさえ持ち時間が短いのに。

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そして、最終的にはスタートから12時間経過した午前1時で足が止まります。この時点で45周でしたので、数字の上では111kmも見えていましたが、徐々に動かなくなる足を考えるとどうにもなりません。

ここからジリ貧になっていき、目標を100kmに切り替えざるを得ませんでした。

そこからなんとか粘りつつも、100kmも怪しくなったところで、さらなる追い討ちにあいます。懸念していた右膝に痛みが走ります。一時的なものだったのですが、1周の周回で3回発生したので、リタイアが頭をよぎります。

ただ、傷んでいるのは前の故障箇所とは少し違いましたので、無理さえしなければなんとかなりそうです。

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膝の痛みそのものはいいのですが、ここでわたしが気づいたのは、膝周りの筋肉がかなり弱いのではないかということです。前回の故障と今回の痛み。すべては筋力を付けすぎたことで、膝が耐えられなくなっているような気がします。

これからは、膝を守るためのトレーニングを早急に始めなくてはいけません。手っ取り早いのはラダーですが、黙々とラダーをするのは好みではないので、やはりフットサルがいいかなと。

いずれにしてもハルカススカイラン向けのトレーニングに、膝の補強も入れなくてはいけなくなりました。大ケガをする前に気づけたのはいいことですが、ただレース中にはできることは何もありませんでした。

そして走行している間に、路面温度が上昇して休憩タイムに。

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太陽が雲に隠れたらまた走れると判断したので、完全に終了するのではなく雲の発生を待ちます。雲が発生することもなく、ただただ時間が過ぎていくのを待っていただけでしたが。

このまま終わりかなと思ったものの、さすがにそれはもったいないと思った残り1時間。勇気を振り絞ってもう1周走ってみようと飛び出しました。ただ100m走ったところで、足裏が耐えられなくなり転がりながらコースアウト。

そこから1.25kmを40分掛けて進みました。本気で命の危険を感じるほどの路面温度。もう二度とこんなことしません。「人間って痛みで気を失ったりするのかな」なんて思いながら、なんとかゴール手前の仲間が待つテントへ。

そこで少し足を休めて、仲間と一緒にゴールへ向かいます。

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感動する余裕なんてまったくありませんでした。1秒でも早くゴールに飛び込んでサンダルを履きたい。そんな思いで今年の24時間マラソンを終えました。

生きて終われてよかった……

これが正直な感想です。人間できることとできないことがあります。もしくはやっていいこととやってはいけないこと。今回は超えてはいけない一線を少し超えてしまったようで、無事で何よりでした。

今回で11回目の参加でしたが、過去最高に過酷だったような気がします。

記録は平凡以下でしたが、学ぶことの多かった今年の夢の島24時間マラソン。来年はどのような形で開催されるかは分かりませんが、絶対にまた戻ってこようとは思います。そして今度こそ111km超えを目指します(気温次第ですが)。


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著者:山﨑 昌廣
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