久しぶりの不完全燃焼「第8回 東京タワー階段競争」レポート

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この1年間、ハルカススカイラン以外すべて満足できる結果で、自分のコンディションも整っていましたが、初参加となった東京タワー階段競争では、思わぬレース展開となり不完全燃焼で終えてしまいました。

受付時間が7時30分でしたので、起床時間は5時。普段は5時30分起きですし、少し早めに寝たので睡眠時間は問題なし。朝ごはんもしっかり食べて、電車で東京タワーへ向かいます。

会場に入ったらアップも出来ないだろうということで、乃木坂駅で下車してそこから東京タワーまでの2.2kmのランニング。我ながら大人な判断ができるようになったものです。

ここまでは、何の問題もありません。会場入りのタイミングで万里の長城マラソン仲間と合流し、受付もスムーズ。ここまではやることなすこと上手く回ってます。

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早めに会場入りしたので、トイレも済ませてあとはあとは走るだけ。

数日前の皇居ランでは20分台で走れましたし、コンディションも整っています。ここまで条件が揃っているなら、どう考えてもいい走りが出来るはずです。ただし、東京タワーの階段を上ったのはもう10年以上も前の話です。

階段がどれくらいの長さだったか覚えていませんし、どれくらいのペースで走ればいいのかも想像できません。

階段の数は531段ですので、あべのハルカスの1/3しかありません。ハルカススカイランのタイムが13分13秒ですので、単純計算で4分以内には走れそうではあります。

ただ、そのペースが分かりません。

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スタート順は申告タイムによって決められていますので、自分の前後にいるのはおそらく走力的には似たようなタイムになるはずです。 付いていけばいいかなとも思いましたが、7秒のウェーブスタートでしたので、前方のランナーははるか先。

そうなると、もう感覚で走るしかありません。

ちなみに前のランナーも裸足ランナー。他にも裸足ランナーがいて、少なくとも5人の裸足ランナーが東京タワー階段競争に参加していました。500人中5人というのはなかなかすごい割合です。

階段と裸足は相性がいいというのが持論ですが、実際のところシューズで階段レースを走ったことがないので、よく分かりません。ただ、みんなよりも片足200g近く軽いのは間違いありません(片手にカメラがあったのでプラスマイナス)。

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わたしのスタート順は83番。そんな前でいいのでしょうか?

いよいよスタートが近づいてきますが、どうも気持ちが盛り上がりません。集中力はそこそこ高まっていますので、これは平常心に近い状態だと思うことにしてスタートラインに。

7秒前からカウントダウン。一気に飛び出したい気持ちを抑えて、できるだけ軽く1歩飛ばしで階段を上がっていきます。駆け上がるというよりは、ひょいひょいと上がっていく感覚。

悪くないというのはファーストインプレッションでしたが、その状態が続くわけもありません。200段になる前に足が思うように動かなくなります。膝上内側の筋肉が抜ける感じで、足が外側に抜けてしまいます。

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ちょっと危ないという感覚があったので、ここで少しだけ歩きました。

歩いて回復したのを確認して、もう一度スピードにのりますが、膝上内側の筋肉が抜けてしまうのは変わらず。これはごまかしながら行くしかないと腹を括り、「1段飛ばし歩き→走る」を繰り返すことに。

本当は手すりを上手く使うのが正解ですが、あいにく右手にはカメラ。

そしてあれこれ考えているうちに、300段400段と過ぎていきます。そこで一気に行くかどうか迷っているうちに、ゴールが視界に入ってきました。ここで1秒を削っても仕方ないということで、最後は流すようにしてゴール。

3分23秒。

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想定では3分30秒くらいかなと思っていたので、それよりはやや早い程度でした。ただ、問題なのはタイムではなく、走り終えてから自分に余裕が残っていたということです。

膝上内側の筋肉は確かに限界でしたが、息がまったく上がっていません。それどころか、汗もじんわりかいている程度で、追い込んだ感じすらありません。

ゴールした後に、東京タワーの展望台まで上がってショックを受けました。かなりのランナーが、そこに座り込んでいるじゃないですか。それは、きちんと追い込んだ証拠です。

ところが、わたしは何の問題もなく立っていられましたし、そのまますぐに階段を降りることすらできました。

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やらかしました。

どれくらいの余裕が残っていたかは分かりません。そして、なぜ先に筋肉が限界を迎えたのかも分かりません。はっきりしているのは、不完全燃焼だったということです。

いったいどうすれば良かったのでしょう?

筋肉のNG信号を無視すべきだったのか、それとももっと高い負荷をかけて一気に上がるべきだったのか。筋力が不足していたのは明らかです。ただ、その筋肉は普段のランでは使わない筋肉です。

階段のためにその筋肉をつけるのか。でも、その筋肉がロードでは錘にしかならない可能性もあります。

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そして、何よりも東京タワー階段競争に対しては、ハルカススカイランを走り終えたときのような、「次こそは」という気持ちの昂ぶりがありません。3分23秒という記録をただ受け入れている自分がいます。

自分のレースに対する向き合い方が変わったからなのか、それとも東京タワー階段競争との相性が良くなかったからなのか。もしかしたら不完全燃焼が原因なのかもしれません。

やはり3分ちょっとというのは物足りないというのが、正直なところでしょうか。あれこれ調整しているうちに終わってしまうという難しさが東京タワー階段競争にはあります。

むしろ、練習で積み重ねてきたことを実践する場と捉えるべきなのかもしれません。だとしたら、上手くハマらないのは十分な練習をしてこなかった自分が悪いということになります。

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ならば、もう1度挑戦すべきでしょう。今度は十分な練習を積んだ上で、自分の限界を越えていくこと。それで自分に合わないと感じたら、次の参加をどうするか考えることにします。

この不完全燃焼を埋められるのは、東京タワー階段競争で燃え尽きるしかありません。記録はともかくオールアウトするのが来年の目標です。浮気性なので、来年までこのモチベーションを維持できているかは分かりませんが。


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著者:見城 徹 、 藤田 晋
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