天童ラ・フランスマラソン2019裸足完走記

裸足でのハーフマラソンはおそらく2年ぶり。そもそもハーフマラソンが苦手というのもあり、これまで出場したハーフマラソンの数は19しかありません。そして裸足でタイムを狙って走ったことはありません。

なので裸足のハーフマラソン、自己ベストは2013年に出場した第12回果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会で記録した2時間ジャスト。このときは2時間切りができそうだったのですが、ゴール直前での砂利ゾーンで失速。

今回は万里の長城マラソンから1週間ということもあって、シューズで走るほどのコンディションではないけど、裸足ペースならそこそこ走れそうな気がしたので、ちょっとタイムを狙ってみようかなと。

目標は1時間45分。

ただしキロ5分で走り切るというのではなく、自分なりにベストな走りができてそのタイムになっていればいいなという期待。少なくとも裸足の自己ベストを更新できればそれでOK。

スタート前の気温は14℃。天童ラ・フランスマラソンは山形の天童市で開催されます。東北でのレースということで、少し寒さという点で不安がありましたが、10℃を超えていれば問題なし。

少し足がかじかんだ状態でスタートしましたが、競技場を出て1km手前でいつもどおりの足に戻ります。

スタートはBブロックでしたが、天童ラ・フランスマラソンのハーフマラソンは「A・B・C」の3つしかありませんので、Bブロックの最後尾からスタートしたので前方はやや混雑。

序盤は軽い上り坂というのもあり、周りのペースが遅く感じます。いつもなら、このペースに合わせるのですが、裸足自己ベスト更新という目標がありましたので、少し無理をして人を抜いていきます。

路面はあまりきれいではなく、足裏に負担をかけているのがわかりますが、裸足で速く走るというのはそういうこと。キロ7分なら気持ちよく走れても、キロ5分となると多少なりとも摩擦で足裏を消耗していきます。

そんな中でも、懐かしい人に声をかけてもらえたり、「裸足だ!」の声をもらったり。マラソン大会はこういうことがあるから楽しい。わたしは1人で淡々と走るのも好きですが、みんなでゴールを目指すレースの一体感も好き。

コースの前半はアップダウンが続きます。裸足なので上りは気持ちよく走れますが、問題は下りです。天童ラ・フランスマラソンを走るのは今回で3回目ですが、過去の2回は下りで周りにおいていかれる展開。

なので今回の課題は、下りで周りについていくこと。多少は遅れてもいいけど、足裏の痛みに負けずにしっかりとスピードに乗る。とはいえ痛みがあるので、フォームが崩れないように気をつけます。

裸足で走るときに気をつけないといけないのが、痛みからフォームを崩すということ。路面が荒い場合に痛いのは仕方のないこと。そこで、痛みから逃げないようにすることが大切です。

ただ痛みがあると筋肉はこわばってしまいます。これも避けられないこと。天童ラ・フランスマラソンの下り坂は傾斜がきつく、路面も荒いのでスピードに乗るときれいなフォームで走っても足首などに負担がかかります。

長い下り坂で、そろそろ足首が危ないなと思いはじめたところで、ようやくコースはフラットに。アップダウンがなくなり、路面もきれいになったことで、ペースが一気に上がります。

キロ4分台に入ると1kmの距離を短く感じます。走るための筋肉にはまだ余裕がありますし、心拍数もそれほど上がっていないので、ハーフマラソンの後半なのに「まだまだいける」という感覚。

11km地点を57分で通過。残り10kmをキロ6分で走れば、余裕で裸足の自己ベスト更新できます。ここからはエイドを楽しむという選択もありましたが、そのままペースを落とさずに走ることを選びます。

ただ、ここまではエイドで止まらなかったのですが、ここからはエイドで出されれるラ・フランスを所々でいただきながら。さらに17.7km地点、提携している網走マラソンからやってきたカニのエイドも逃すわけにはいきません。

こういうときでも、食い意地がはっている自分をみっともないなと思うものの、美味しいものの魅力に抗えません。

途中でこのブログを読んでくれているという山形のランナーさんと並走。沿道からは「裸足がんばって」の声ももらえるので、1kmがさらに短く感じます。カニのエイドを過ぎてから、もう1段ギアを上げてみました。

腕時計をしていなかったので、どれくらいのペースになっているのかはわかりませんし、路面が再び荒れてきたので痛みが大きくなってきましたが、ここからは周りのランナーにも声をかけながら前へ前へと進みます。

結果的には18−19kmで4分29分、19−20kmで4分48秒、20−21kmで4分31秒。裸足であることを考えれば悪いタイムではありません。

ラスト競技場に入るところで、10kmに出場したラン仲間に追いつきます。一瞬だけ並走を考えましたが、最初の目標設定である1時間45分を切れるかどうかの瀬戸際だったので、そのままパス。

トラックに入って一気に加速しましたが、ゴールに設置されている時計は、無情にも1時間45分を超えていました。

1時間45分48秒(ネットタイム:1時間44分29秒)

ネットタイムは1時間45分を切っているので、目標達成と言いたいところですがグロスでも1時間45分を切ってすっきりしたかったところ。それでも裸足の自己ベストを14分も縮めることができました。

そういう意味で満足をしなくてはいけないのかもしれませんが、正直なところ「まだいけるな」というのが本音です。足裏に痛みはありますが、筋力という部分ではまだまだ余裕があります。

もしかしたら、来年の鹿児島マラソンは裸足で4時間切りができるかもしれません。わたしが知る限り、もっとも荒れた路面を走ることになる鹿児島マラソン。ここでサブ4ができればちょっとかっこいい。

これまでは裸足で速く走ることを避けてきましたが、天童ラ・フランスマラソンで結果がでたので、今シーズンは少しだけ欲を出していこうかなとは思います。ストイックにならない程度に……ですが。