万里の長城マラソン事務局として見た飛騨高山ウルトラマラソン

P6082633

ここ最近のWellnessの運営ってどうなんだろうと思うことが多々あったのですが、少なくとも飛騨高山ウルトラマラソンに関して言えば、さすがWellnessというすばらしい運営でした。どんな上から目線だよと言われるかもしれませんが、本当に怒りのぶつけどころがないような思いをしたことがあったわけです。なので正直、飛騨高山ウルトラマラソンにエントリーをするときに「Wellnessかぁ…」と躊躇したのです。

P6082612

ここでWellnessについての怒りをぶつけても何にもならないので詳細は書きませんが、わたしがWellnessに感じていたのはまとまりのなさでした。誰がトップなのかわからず、それぞれが勝手に動いている。最近のWellnessにはそういう印象を持っていました。もちろん、組織的にはちゃんとトップがいて、組織だった運営をされているのでしょう。でも、以前のような一体感を感じられなくなっていました。

一体感という点では今回も同じようにまとまりを感じられなかったのですが、それを補って余りあるすばらしい大会だったのも事実です。

そこにあったのは高山のボランティアスタッフの頑張りや、地元の人たちの声援でした。朝早くから沿道に出て応援してくれる人たちがいます。終了直前になってもまだ応援をしてくれる人たちがいます。スタッフの人たちもそれぞれが大会を楽しみながら、参加者を喜ばそうとしてくれます。いい意味で過剰すぎるほどのサービスでした。

P6082632

結果的には気温が上がりすぎなかったため水不足にもなりませんでしたが、きっと高温になっていても同じように水不足は起こらなかったでしょう。水や他のドリンクが豊富に用意されていました。エイドの食べものも種類が多く、エイドごとに特徴があって楽しめるエイドでした。万里の長城マラソンでも個性的なエイドが欲しいですね。北京ダックのエイドとか…予算的にというかランナー目線的にありえないですが。

数千人規模でランナーが集まり14時間以上の時間運営をしているのに、大きなトラブルを感じさせない。これが本当にすごいことだと思います。小さな問題は多々あったのでしょうが、そういう些細なものもほとんど感じませんでした。コース表示も適切だし、交通整理も見事でした。ランナー優先とはいえ、いつまでも車を待たせるわけにはいかない。そういう状況で絶妙な交通整理をするのです。

P6082615

もちろん、すべての状況を把握できていたわけではありません。距離表示がおかしくないかという話も聞きました。でもそういうことは本当に些細なことです。わたしが初のウルトラマラソンに対して42.195キロの延長でしかないと感じたのは、もしかしたらフルマラソン並みのすばらしい運営があったからかもしれません。

きちんとしているので、現段階で万里の長城マラソンの参考になることはあまりないのですが、万里の長城マラソンもいずれ運営がしっかりしている大会と言われるようになりたいものです。あたり前のことをあたり前にできる運営。まずは日本事務局がそうであるようにしていこう。飛騨高山ウルトラマラソンはそう思える大会でした。

スポンサーリンク