チャリティ・スマイル・ラン2014、もがき苦しみ楽しみながらの全力疾走

PB150244

いろいろな予定が入っては消えていった土曜日の昼。万里の長城マラソンの日本事務局を一緒にやっているHIROTOが関わっているイベント主催の駅伝に誘ってもらえた。日産スタジアムの隣、小机フィールドを起点とし新横浜公園を1周約2.7キロを2時間かけて襷をつなぎながら走る『チャリティ・スマイル・ラン2014』。イベント名にあるようにチャリティを目的とした大会だ。

PB150193

障碍者も健常者も共に走るという趣旨で、参加費は補助犬育成支援・啓発活動に役立てられる。今回でおそらく3回目で徐々に参加者が増え、今年は500名の参加者になっている。駅伝なので一度に500人走るわけではないがチャリティランにこれだけの人が集まるのはこの大会ならではの魅力があるからだろう。

PB150196

会場にはMERRELLのレンタルシューズがあったのだが、踵のケガが一向に治らないわたしは、アディゼロジャパンブーストを使用。早く底の薄いシューズに戻りたい。というか、この踵は練習を止めずに治るのだろうか。

PB150184

わたしが参加したチームは世界遺産ランナーズというHIROTOの主催イベントで繋がっている仲間たち。が、今回集まったのは私を含めて3人だけ。しかもHIROTOは盲人ランナーの伴走という役割もあるため、基本的にチームでは走れない。そう、2時間をほとんど2人で走らなければいけない。

PB150190

走るだけなら特に問題ないが、わたし以外の2人はサブスリーランナー。1キロを3分30秒以内で走ることができる。そうなると密かに狙いたい優勝。チャリティランだから競争ではないとはいえ、順位はあるし表彰もされる。わたしが確実に足を引っ張ることがわかっている状態で走るのはかなりのプレッシャーだ。どうあがいても1キロ4分前後でしか走れないのだから。

PB150224

最大の問題は参加チームの中に明治学院大学の陸上部が2チームも出ていること。そして現役実業団ランナーのサイラス・ジュイがいるチームまである。もうね、自分だけ場違い感がひどい。実際サイラス・ジュイにいたっては2回もぶち抜かれた。明治学院大学の学生さんたちは背中が見えるけど絶対に届かない。わたし1人だけフォームが素人なのだ。

1周目:11分12秒(平均ペース:4:15)
2周目:10分12秒(平均ペース:3:56)
3周目:10分34秒(平均ペース:3:59)
4周目:10分30秒(平均ペース:4:00)
5周目:10分49秒(平均ペース:4:06)
6周目:10分48秒+100m (平均ペース:4:13)

PB150236

1周目が遅いのはペースランナーがいてコースのガイドがあったためだ。最終周はボタンの押し忘れ。見てわかるようにだだ下がりのペース。走るたびにスピードが落ちていく。襷をもらって1kmはまぁ走れる。だが次の1kmが本当にひどい。それに比べて学生ランナーは本当にすごい。ペースが一切乱れない。

PB150254

とはいえ速いランナーばかりではない。盲人ランナーとその伴走ランナーもいるし、義足ランナーもいる。車いすランナーもいたはずだ。いろんなランナーが入り混じって2時間のゴールを目指す。大人も子どももみんな頑張っている。しかも駅伝となると手抜きはできない。限界まで自分を追い込む。とにかく苦しいが、それでいてほんとうに楽しい。自分ひとりでは追い込めない世界に入り込むことができのだ。

PB150242

残り12分でラストラップ。この時点でチームはおそらく3位か4位か。ここでわたしたちは、チャリティ・スマイル・ラン2014ならではのルールを利用した。盲人ランナーと伴走ランナーのように2人が1本のロープで繋がりながら走れば1回だけ1周分追加される。わたしはHIROTOと最終周に挑み、終了1分前になんとかゴールを果たすことができ、その結果大逆転での2位を獲得したのだ。もっともわたしでなくもっと速いランナーがいれば優勝していたのは間違いないのだが。

PB150215

チャリティ・スマイル・ラン2014は本当に素晴らしい大会だった。計測もチップなんか使わないし、スタート時間も20分近くおして始まった。でも事務局は本当に情熱をもって運営しているのが伝わってきたし、それをサポートする企業がいくつもあるのもうなづける。誰もがまた参加したくなり、そしてもっとこの輪を広げたいと思える大会。もちろんわたしも来年また走りたい。できれば走るのはもう少しゆっくりペースで3周とか4周とかにしたいが。

 

スポンサーリンク