第12回果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会〜ハーフマラソン、裸足で完走!〜

第12回果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会〜ハーフマラソン、裸足で完走!〜
今回はめずらしく仲間と参加
今回はめずらしく仲間と参加

第12回果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン大会。ハーフの部、裸足で完走しました!

オフシーズンなので準備はほとんどせず、前日は銀山温泉の居心地の良さに深酒をしてしまった。なのでタイムはまぁどうでもいい。とにかく裸足で走ったことが大切なのだ。なんせ裸足のハーフマラソンはこれが初めてになるから。ほぼハーフという意味では伊豆マラソンがそれにあたるけど、ちゃんとしたハーフマラソンはこれがはじめてだ。

結果は2時間0分0秒!

狙ったかのようなタイム。もちろん狙ってません。腕時計すら持ってなかったんだから。公式タイムは2時間ジャストだったけど、ネットタイムは1時間58分38秒。スタートするのに1分22秒もかかっている。東北随一のマラソン大会と言われるだけあって、さすがの参加者の数。ハーフマラソンだけで5000人を超えている。スタートの号砲が鳴ってもとにかく進まない。今回はタイムを求めてなかったから焦らなかったけど、自己ベストなんて考えてたらイライラしてしかたないよね。それも含めてのマラソンなんだけどさ。

自衛隊なので駐屯地内には…
自衛隊なので駐屯地内には…

コースは東根の自衛隊駐屯地をスタートし、東根の街を駆け巡り、また自衛隊駐屯地に戻ってくる。最初の3キロが少し下りで、そこから10キロまでが上り。後半は逆に残り3キロまでが下りでそこからが上りになる。このアップダウンが厳しいという人もいたみたいだけど、タイムはともかくおいらはまったく苦にならない程度のアップダウン。というか今回は新走法での走りだったせいもあって21キロがあっという間で短く感じた。

コツコツ走ってたら気がつけばもうゴール直前だったという感覚。足裏さえもてばまだ何十キロでも走れそうな気がする。

スタートは渋滞の影響もあってゆっくり。しかも万里の長城、飯能裸足ラン、六甲縦走とゆっくりなペースが染み付いてるので、速く走るための気持ちが切り替えられなかったかな。とにかく淡々と距離を伸ばしていく。ときにはiPod touchで写真を撮りながらね。のんびりペースに焦ったのは10キロ地点でのタイムが1時間ちょうどの表示があったこと。タイムは追わないものの2時間以内は最低限の目標だったのに、半分までいかないうちに1時間経過。上りだったとはいえ、さすがに焦った。

元気いっぱいの声援に背中を押される
元気いっぱいの声援が背中を押してくれる

足裏はまったく問題なかったので、10キロ過ぎにで千葉ちゃんとハイタッチしたのをスイッチにガンガンスピードを上げていく。新走法はスピードを出しにくいという欠点があるけど、それも含めて練習だと思ってゆるやかな下り坂を駆け抜けていく。時計は見てないけどかなりいいペース…だったのも途中まで。

いや、きっと最後までいいペースを保てそうだったんだけど、沿道で声援を送ってくれる小学生や中学生が目に入ったらハイタッチしないわけにはいかんやん。そしたら荒れたアスファルトも走らなきゃいけないし、フォームも崩れる。で、一気に足裏を消耗した。

そのうえ事前情報をもらっていたゴール前の砂利道が残っている。20キロ地点で1時間50分。なのに余裕で2時間切り…とならなかった理由はその砂利道のせいだ。ずっと砂利道だったわけじゃないけど、砂利の上では足裏が痛くて走れない。でも歩きたくないから小股で跳ねるように走る。アスファルトに戻っても駐屯地内のアスファルトは結構荒れてて走りにくい。もうフラフラになってゴールに駆け込んだ結果が2時間ジャストだったわけです。23度の気温もきつかったなぁ。

砂利道がね、砂利道がさ…
砂利道がね、砂利道がさ…

コースとしては砂利道を除けば裸足ランナーにとって最高に走りやすいコースだと思う。一部舗装が荒れているところがあるけど許容範囲。暑さ対策でシャワーゾーンもあるし、給水所もかなりの間隔で設置されてる。場所によっては1キロ間隔であったんじゃないかな(それでも熱中症で何人か倒れてたけど)。そして何よりも声援が力になる。地元の子どもたちが一生懸命に喉を枯らせながら応援してくれる。街が一丸となってマラソンを支えている感じがしてすごく気持ちいい。最後の砂利道を除けば…

この大会が大きな大会になった理由にゲストランナーが豪華だという話を聞いたことがあるけど、おいらは今回初めて走ってそれだけではないはずだと感じた。美味しいさくらんぼと温かい声援がまた戻ってこようっていう気持ちにさせられるんだ。大会運営も決して上から目線ではなく、参加者にいかにして楽しんでもらえるかを考えぬいているように感じた。もちろん、おいらもまたいつか戻ってきたい。今シーズンは東北中心に走りたいから、山形にはまた戻ってこよう。東北最高!

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