ランナーにとっての肉との適切な付き合い方

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1人で食事するときに肉をできるだけ摂らないようにしている。肉は美味しいけど消化にかかるエネルギーが大きいから体力を消費してしまうというのがわたしなりの持論だ。決してベジタリアンというわけではなく、とんこつラーメンは大好きだし、魚も積極的に食べるようにしている。豚と牛は避けて、どうしても肉を食べたいとき、食べなきゃいけないときは鶏肉を選ぶようにしている。

ただ、このやり方をすると確実に栄養素が不足する。タンパク質は豆類から摂れるけど、野菜からだけでは絶対に足りない何かがあって、そうなると体の調子が悪くなる。それが何の栄養素なのかはまだわからないけど、とりあえず体調がいまいちのときは何かが不足していることだけは間違いないので、調子が悪化しすぎる前にとりあえず肉を食べることにしている。

とはいえ、いつも1人でいるわけではないので最低限必要な肉は摂取できている。週末は誰かといることが多いので、そういうとき無理に肉を避けはしないようにしていれば体調不良が悪化することはほとんどない。わたしはこの体調不良と内臓へのダメージを天秤にかけながら食事をしているつもりだ。

今日はそれほどでもなかったのだけれども、明後日100kmを走るのにはちょっと不安な感じが残っていたので、少しだけ肉を食べることにしてみた。わたしの想定では鉄分が不足しているのだろうということで、王将でニラレバ定食を選択。必然的に餃子もついてくるのだが、塊の肉よりもひき肉のほうがよっぽど消化によいので肉の摂取としては良い選択だと考えている。

そして食後30分、ものすごくわかりやすい形で肉摂取の影響が出始めた。帰宅途中でとつぜん眠くなってきたのだ。そしていまも眠たい。そう、肉を食べると眠くなる。わたしだけかもしれないが、これがわたしにとって肉を避けるもっともわかりやすい現象だ。どう考えても肉によって体が休もうとしている。そしていま内臓がものすごく重い。

肉を食べなければ、肉を消化するために使うエネルギーを他に使うことが出来る。ランナーならば肉を食べていた時よりも肉を食べていないほうがハードに追い込める。もちろん、わたしのように何の栄養素が不足しているのかわからないようであってはいけないのだけれども、きちんと栄養学も学んでやるぶんには確実に強くなれる。

そして何よりもたまに食べる肉が格別に美味しくなる。肉はわたしにとって嗜好品だ。みんなでワイワイやるときにはなくてはならないものでもある。ようは日常の中でどうやって肉と距離を置くかがこれからの課題の一つになるということだ。

日曜日のウルトラマラソンは飛騨高山。もちろん走り終えてから飛騨牛をいただいてから帰りますとも。

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