海外旅行への扉が開きはじめる

ハワイが日本からの渡航者への隔離免除を11月6日から開始する。随分と早い判断で、そうなってくるとホノルルマラソンの中止がもったいないという思いもあるが、ホノルルマラソンが開催できない理由は日本人が来ないからだけではないのだろうから仕方ない。

条件としては、出発の72時間以内に日本の指定機関で新型コロナウイルスの検査を行い、陰性だった入国者の隔離免除を開始するというもの。そして帰国したときにはPCR検査と、14日間の自主隔離や公共交通機関の利用自粛の対象になっている。

これに対して、片手落ちじゃないかというコメントや、陽性になったらチケット代がムダになるじゃないかという人もいるのだが、どこかからが始めなくては進まないのだ。航空会社も限界だし、ハワイも観光客が来ないのではどうにもならないのだろう。

ちなみにハワイの新規感染者数は100人以下で、10月27日で62人。人口は141万人なので日本よりは感染率が高い。そんなところにノコノコ行くような人はいないと思うかもしれないが、3月の段階でヨーロッパ旅行に出かけて感染して帰ってきた人がいたのを忘れてはいけない。

行けるなら行くという人が一定数はいるだろう。YouTuberでこのチャンスを逃す人がいるとは思えない。格好のネタになる。わたしレベルですら(YouTuberではないが)、ネタになるからちょっと行ってみようかなと思っているくらいだ。

14日の自主自粛なんてどうってことはない。問題は自宅までどうやって戻るかということくらいだろう(走って帰ればいいか……)。このあたりが解決すれば、すぐにでもハワイの地を踏んでみたいと思う。これだけ海外に行っておいて、いまだハワイには1度も行ったことがないのだ。

きっとわたしとの相性はよくない。グアムも楽しくはあったが、わたしが海外に求めるものはグアムにはなかった。ハワイも似たようなものだろうと踏んでいる。もちろん規模は違うのだが、同じリゾート地だと考えれば数日過ごせば帰りたくなるだろう。

トレランのコースでも見つけれたら話は変わってきそうだが。

実は門戸を開いたのはハワイが最初ではない。すでにヨーロッパ各地で日本人の受け入れが始まっている。フィンランドやイギリスにいたってはPCR検査すら必要ない。他にも多くの国が日本人観光客を受け入れている。ヨーロッパはいま第2波で大変なことになっているのに。

そういうところなんだろうな……第2波の被害が大きくなる理由。とにかく緩いのだ、ヨーロッパは。

まだまだ門戸を閉じている国のほうが多いし、開いているだけで現実的にはそこにたどり着けないケースも多々ある。だから、まだ喜ぶべきタイミングではないのだが、現時点では一生海外旅行に行けない可能性というのは随分と下がっている。わたしはそれだけでも嬉しい。

しばらくは国内をあちこち行くことになるが、それはそれで楽しい。GWまでGO TO トラベルの対象になるという話もある。少なくとも北海道のよう12月には雪で観光にならないような地域は春にもう1回あってもいいのかなとは思う。ただ、キャンペーンが終わっても、もう人は普通に動く。

少なくとも日本では、新型コロナウイルスのことなんて考えていない人が主流で、ずっと家に閉じこもってワイドショーばかり見て、恐怖心に支配された人くらいだろう。正直なところ、そろそろマスクはなしにしてもらいたいくらいだが、インフルエンザの患者数が劇的に減ったので、こちらはもう無理だろう。

きっとこの冬はマスクを着用するのが当たり前になる。次の夏にどれくらいの人が外すかというのにかかっているが、それは今回の話に関係ないので、また別の機会に話すとしよう。大事なのはハワイの門戸が開かれたということで、そう遠くないうちにアジアもそうなる可能性がある。

まだ早いとかそういうことは賢い人が判断すればいい。わたしのような素人がどうこういう問題ではない。オープンになれば遊びに行くし、ダメだと言われれまおとなしくしておく。制限がある中で、いかに人生を満喫するかというのが庶民の生き方。

とりあえずハワイについて調べてみようかな。行くかどうかはわからないが、アンテナだけは広げておこう。

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