伊豆・雲見から始まる夏〜戻れる場所、つながる場所〜

伊豆・雲見から始まる夏〜戻れる場所、つながる場所〜

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数十人もの知り合いが伊豆・雲見温泉に集まって、食べて呑んで遊んでの休日。毎年このイベントがわたしにとっての夏の始まりだ。高校時代の同級生とその嫁さんが10年近く前に始めたこの企画は、時代とともにメンバーも変わりながら今年は50人近い人が集まった。10年前はまだ独身だった人たちも時代の流れとともに結婚し子どもが産まれた結果、かなりの数の子どもが集まるようになっている。

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7月初めの海はまだ少し水が冷たい。それでも子どもたちにとっては海には違いない。震えながら海に飛び込み、そして当然のようにわたしも巻き込まれる。わたしは冷たいのとか痛いのとか怖いのが大嫌いなのだが、子どもに誘われては断るすべがない。おかげで岩場で隠れるように泳いでいる魚たちの姿を楽しむことができる。

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あとはひたすら食べて呑んで。夜中の2時3時まで宴会は続く。これでもおとなしくなったもので、以前は5時近くまで呑んでいた。5時まで呑んで6時に起きて180mの山を登る。さすがにもう5時までは呑めないけど、6時起きの山登りはこれまで一度も欠かしたことはない。眠さと二日酔いに苦しみながら登る山は格別だ。

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この1年でわたしの周りの環境はめまぐるしく変わってしまったが、ここには環境が変わる前のわたしの居場所があり、仲間がいる。ここでしか合わなくなった仲間もいるが、信頼関係というのは合う回数で決まるものではない。腹を割って一晩語り明かせば関係はより深いものになる。目には見えない信頼関係の糸でつながっていられる。

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こういう場があるからわたしはいろんなことに挑戦できる。挑戦に失敗しても帰れる場所がある。失敗を笑い飛ばしてくれる人たちがいる。もっとやれるはずとけしかけてくれる。子どもたちと遊んでいると、その成長の早さにこのままではいけないというプレッシャーを与えてもらえる。

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そしてそんな理屈をすべてふっとばすぐらいに、純粋に楽しい。利害関係もなく、ただ子どもの頃のように無邪気になれるから腹の底から笑うことができる。そうするとまた1年、つらいことやキツイことがあっても頑張ろうと思えるのだ。

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こういう場所を持てるかどうか。こういう仲間がいるかどうか。人生の豊かさとはそれに大きく関係するとわたしは考えている。お金を持っているとか、高い地位についたとか人生において大した意味はない。あらためて気づいた休日でした。

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