海外旅行のすすめ〜構えないこと、力を抜いて街を歩こう〜

海外旅行のすすめ〜構えないこと、力を抜いて街を歩こう〜

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北京が好きだ。そこで暮らす人も、北京という土地も。初めて中国を訪れてから、いつか中国で働くのだと心に決めていた。残念ながらいまだ中国で暮らすことはできてないが、中国と関わりながら仕事をすることになった。

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芸能人が何度も台湾や香港に行き、その地のプロフェッショナルとして扱われる番組や、雑誌を見るたびに羨ましく思っていたのだが、気がつけばわたしも北京の街にはそれなりに詳しくなっている。

もちろん、そこで暮らす人の情報量には及ばないし、いまはインターネットのおかげで、特定の人しか持ち得ない情報というのはほとんど存在しない。美味しいお店は数分なれば見つけることができる。

 

だが、北京の街の雰囲気を感じられるかどうかはその人の感性によるものが大きい。同じものを食べ、同じものを観ても感じるものは人それぞれで、同じものを観ているつもりで視界に入ってくる情報はまったく違っていたりする。

わたしは中国が好きだから、かなり偏った中国の見方をしてしまう。他の人が嫌だと思うことも、好意的に受け取ることが多々ある。なぜだかわからないけど、中国人は確実にわたしを大切にしてくれる。

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同じことをできるだけ多くの人に感じてもらいたいし、中国を北京をまずは観てもらい、感じてもらいたいといつも願っている。その結果、中国嫌いになるのは仕方ない。どうしても食べられない苦手なものがあるように、どうしても相容れない国というものもあるだろう。

わたしの役割は、自分が感じた中国を自分の言葉で伝え、「行っていようかな」という気持ちになってもらうことだと考えている。そのために万里の長城マラソンの事務局をもしているし、自分で中国を訪れたりもしている。

はっきり言えば、海外旅行先として何倍も快適なのは台北だろう。人が親切で、食べ物も日本人に合いやすい。その歴史を学べば訪れずにはいられない場所も数多くある。

それでもわたしは北京を観てもらいたい。上海でも香港でもなく北京だ。北京の街は常に変化し続けている。中国という大国の象徴でもある。そしてそこには歴史もあり、なによりも優しい人がたくさんいる。

台北のようにねっとりとした甘い優しさではないので気づかない人も多いかもしれない。中国人は基本的に親切なのだ。とくに北京はその傾向にある。彼らは優しさの表現が苦手なだけで、決して冷たい人たちではない。

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そもそも警戒心を抱いている相手に対して親切にできる人間なんてこの地球上、どこにもいないだろう。自分が信じてないのに、自分を信用して欲しいなんていうのは日本人同士でもありえない。

まずは相手をとことん信じる。中国人に対して完全に油断する。コミュニケーションはそこから始まるのだ。

騙されたらどうするか?そんなことは騙されてから考えればいい。怒りをどこかにぶつけるでも、笑い話に変えるでも好きにすればいい。ただ、騙される前に騙されることを怯えるのは愚か者の思考だろう。

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もしあなたが、自分にとっての特別な海外の街を持ちたければ、たどり着いた先々で心をオープンにしてほしい。決して構えてはいけない。力を抜いて街を歩けば、見える景色が変わってくるだろう。

美味しい食べ物と優しい人たちはその先に必ず待っている。

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