わたしが出会ったどうしようもない中国人たち(後編)

わたしが出会ったどうしようもない中国人たち(後編)

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前編でわたしが伝えたいと思っていることの多くが伝わったかもしれないが、もう少しお付き合いしほしい。どうしようもない中国人たちはまだまだいっぱいいるのだ。

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1.時間厳守!絶対に厳守!

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中国人は基本的に時間にルーズだ。正確に言えば日本人ぐらい時間にきっちりしているほうが世界的に珍しいから、世界基準で言えば中国人はそれほど時間にルーズなわけではない。

彼らが時間にルーズになるほとんどのシチュエーションは「読みの甘さ」にある。ある作業をするのにどれぐらいの時間がかかるかの見積もりが甘い。

ところがだ。彼らは絶対的な期限は必ず間に合わせようとする。

例えば運転手だが、「◯時までに行かないと電車に乗り遅れる」とか「◯時までに行かないと試験に間に合わない」とか伝えるとそれは無理だろうという距離でも無理やり間に合わせようとする。

前編でも書いたが、困っている人を見るとなんとかしなきゃと思うのだろう。運転も荒くなるし、スピードも出しすぎな気もするが、運転手にしてみればそんなことよりも時間に間に合わせることが大事なのだ。

本当にどうしようもない人たちだ。

事故でも起こさないかと不安になったが、面白いもので急いでいるとわかる車には道を譲ってくれる。困ったときはお互いさまなのだ。

2.俺に任せておけ!

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空港でチェックインするのにどこのカウンターに並べばいいかと悩んでいたら、めっちゃいかつい顔の中国人のおっちゃんがよってきて「どこに行きたいんだ」って聞いてきた。

おぉこれが中国のマフィアかと内心焦ったが、わたしのチケットを見て「こっちだ、俺についてこい」と言うではないか。わたしの行き先は羽田で、連れて行かれたのは空いている大阪行きのカウンター。

なんだなんだ、このおっちゃんはそんな権限もあんのかと思って、カウンターにチケットを出したら「これあっちのカウンターね」と軽くあしらわれた。

するとおっちゃん「いやいや空いてるんだからやってやれよ」と言うも、カウンターの担当者に「無理!」と突っぱねられる。しばし押し問答が続き、このままでは青竜刀でも出しかねないと思い、わたしは「OK OK」と荷物を抱えて羽田行きのカウンターへ。

本当にどうしようもない人たちだ。

「できようができまいが、困ってる人は助けなきゃ」の精神。いや出来ないなら助けるなよと思うのだが、そこらへんは文化の違いだろうか。ただ、わたしはこういうことがよくある。

普通の日本人はきっと経験がないかもしれないが、わたしはなぜか中国人が手助けしたくなるオーラのようなものが出ているらしい。彼らに対して無防備過ぎて「なんとかしてやらないと」と思うのかもしれない。

3.使えるものはなんでも使う

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最後はこれはもう本当にどうしようもない人の話だ。

北京空港でフライト直前にトイレに行ったのだが、トイレの前に清掃中の札が出ていた。それでも行っておかないと飛行機に乗ってからトイレに行きたくなると思い、重い扉を開けたら…

目の前で清掃のおっちゃんがイナバウアー状態になってハンドドライヤーで髪を乾かしているじゃないか。

しかもおっちゃん、ちょっとダンディ。これはもう気まずすぎてお互い苦笑いするしかない。そのなんとも言えない表情があまりにもチャーミングすぎる。

どうしようもない人だろ?

でも嫌いにはなれないし、むしろどんどん中国人を好きになってしまう。

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もちろん、悪い人だってそれなりにいるはずだ。日本人だってお近づきになりたくない種類の人っているじゃない。それぐらいのレベルの話でしかない。

1人の中国人の言動や、一度の仕事なんかでのトラブルで中国をわかったつもりにならないほうがいい。「絶対に好きにならない」という人を説き伏せようなんてエネルギーはわたしにはないが、最初から色眼鏡で見るのはもったいない。

オープンになって近づいた人にだけ見せる顔がある。それはどこの国でも同じだが、中国人はその人間臭さが最高に面白いのだ。そういう中国人たちを食わず嫌いするのは人生を損している。

ぜひ、積極的に中国人とコミュニケーションをとってもらいたい。万里の長城マラソンも現地の人たちと交流できる場を提供していくのでぜひ利用してほしい。なんか最後は宣伝のようになったが、わたしの思いはひとつだけだ。

「中国人の友だちがね」って言葉が当たり前のように普通の日本人の口から出るようになってほしい。ただそれだけだ。

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