歴史と向き合う台湾・台北の旅を7月にしようかなと

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まだ何も決めてないけど7月に台湾に行くことにします。安いチケットを買えたら・・・という条件付きですが。

ここまでずっと毎月のようにマラソン大会が入っていたのですが7月はなぜか予定が空っぽ。8月はすでに大会の予定が入っているので行けるチャンスは7月。

いざ台北へ。

今回は日本が統治していた時代の台湾を振り返るような旅にしたいなと。そういう意味では台北以外も行きたいけど、たぶん台北だけでお腹がいっぱいになると思います。

明石元二郎総督墓地や国父史跡記念館、青田街や温州街といった日本の風景が残る場所。そういうところを1つひとつ丁寧に回ってみたいなと。

学校では日本が台湾を統治していたことに触れることがタブーであるかのように、そのことを教えてくれなかったけど、いまの若い人たちはどうなんやろう。

日本人が統治していた台湾や、満州国のこと良いことも悪いことも含めてどれだけみんな知ってるのだろう。

そういうわたしだって、まだまだ全然知らないし、文章でしかその事実を知りません。台湾に行ったからといって、その時代に戻れるわけではないので、本当の意味で知ったことにはならないですが。

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こう書いていくと、やっぱり八田先生と愛された八田與一さんの手がけた、台南にある烏山頭ダムにも行っておきたくなるわけです。

別にわたしは日本大好き!戦時中の日本が素晴らしかった!とか言いたいわけではなく、歴史は歴史として日本人として知っておかなきゃいけないことがあるかなと思っているだけです。

それはいい面も悪い面も。

愛国心とかそういう問題ではなく、わたしたちが中国に行くときに、何度も行っていると必ず戦時中の日本の話しになります。台湾でも韓国でもそうかもしれません。

そんなとき何も答えられないのがすごく嫌なんです。

あの戦争を日本人としてどう思うかと聞かれたときに、自分なりの答えをちゃんと用意しておきたい。歴史を学ぶということは、そういう面から考えても大切なことです。

それぞれの国から見た歴史も、自国から見た歴史もどっちも学んでおきたい。

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多くの人がいまだ勘違いしているようですが、中国は若い人たちに洗脳教育のように日本が悪かったと言い続け、若い人たちはその情報から反日になっているなんて思ってませんか?

中国の若い世代からは、あの戦争について日本が一方的に悪いわけではないという考えの人が出ています。日本が良かったと言うわけではないけど、中国の教育もおかしいと気づいているんです。

一方の日本はまだあの戦争がタブーになっています。語られることはすべて国内での出来事です。

唯一の救いはインターネットによって、本物の情報を得ることが簡単にできるようになっているということぐらいでしょうか。

歴史的に何がどう起こったかはほぼ間違いなく把握できますし、なぜそうなったかについては闇の中に隠されたこともたくさんありますが、闇の中の出来事さえ推論を立てて説明してくれている人がいます。

知ろうと思えば知ることができるわけです。

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まぁほとんどの人は知りたいとも思わないのかもしれません。「台湾に観光に行って楽しかった」そういう生き方もいいと思います。ただわたしはそういう生き方ができないというだけで。

沖縄に行けば、気分が沈むことを承知であちこちの沖縄戦につながる場所に行きたくなります。

日本人の誇りなんてこれっぽっちも持ってませんが、そういうことをなかったことや見て見ぬふりはできません。そしてアジアの国の同世代の人たちとフラットな関係で語り合いたい。

そのためには歴史を知らなきゃいけないし、歴史の現場に行って自分で感じなきゃいけません。

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過去3回の台北は完全にただの観光客でした。

もう観光客として見るべきものはそれほど残っていません。ここからは台湾の地を愛した日本人がいて、その人たちの祖国に生まれた1人の男として台湾を訪れたい。

もちろん観光としても楽しみますが、観光客ではなく、せめて旅人として台湾に行きたい。そして旅人として大好きな台湾をもっと好きになるために歴史を学び感じる。

ただのエゴだけど、いまはまだエゴでいいと思う。

撒いた種はすぐに芽を出すわけではない。じっくり水を与え続けてずっと先に花を咲かせ、大きな実になればいい。

もし興味ある人がいれば、一緒に台湾に行きませんか?まだスケジュールも何も決まってませんが。

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