鹿児島に行こう!歴史もグルメも景観も妥協しない旅

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鹿児島に行ったことでまとめて書きたいことはいっぱいあるのですが、とりあえずは今回の遠征の雑感のようなものを書いておこうと思います。結論から言えば、鹿児島はもっと注目されていい場所じゃないかということです。

ブランド総合研究所の地域ブランド調査によると、鹿児島県の2016年順位は21位。同じ21位に熊本県、23位に広島県というところを考えると善戦しているように見えますが、六十六万石の薩摩藩と考えると物足りない順位です。

加賀百万石の石川県は9位にランクインしていますし、輩出した偉人たちを考えると、もっともっと評価されていてもおかしくありません。とはいえ歴史上の薩摩藩はあまりいい扱いをされていません。明治維新でさえも坂本龍馬や長州藩の面々、新撰組に比べると扱いが地味です。

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薩摩の武士は多くを語ることがないため、歴史小説家にしてみると画にならないのかもしれませんが、西郷隆盛の名前は知っていても、幕末から西南戦争までの人生を知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。

西南戦争については、この国でも一種のタブーのように多くを語られることがありません。実際にも現代史の中では触れてはいけない歴史のひとつなのかもしれません。

そんな鹿児島県ですが、来年の大河ドラマが「西郷どん」ということもあり、ようやく日の目を見ることになるわけですが、これで鹿児島県の観光が活性化するかというと、わたし個人としてはそうは思えません。もちろん多少は観光客が増えるのでしょうが、いくら歴史好きでもそのためにわざわざ本州の端まで足を運ぶ人がどれくらいいるのでしょう。

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ただ、今回の鹿児島マラソンを走った人の多くは「また戻って来たい」と感じた人が、ほとんどだったのではないでしょうか。鹿児島マラソンに限らずですが、鹿児島は実際にその地を訪れて、人と接することでその魅力に気づくことができます。

その魅力はどんなガイドブックにも書かれていないものです。とても純粋でまっすぐな人たちの多いこと。薩摩藩の歴史をいまでも引き継いでいる。古き良き時代の日本人がそこにはいます。

すでに何度か触れましたが、鹿児島は美食の地でした。わたしはこれまで日本で一番の美食の街を静岡県の三島市だとしてきましたが、今回の訪問でランキングが変更になりました。鹿児島が最もグルメな街です。

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ちなみにわたしの個人的なグルメな街ランキングベスト3がこちら

1位 鹿児島県鹿児島市
2位 静岡県三島市 
3位 北海道札幌市 

もちろん個人差の感覚ですので、反論はあるかと思いますし、何よりもわたしが訪れたことのない街もまだまだたくさんあります。そのためあくまでも暫定順位ですが、このような順位になっています。

この順位はそのまま水が美味しい場所でもあります。

わかりやすいところ、水が美味しければ食べ物も美味しくなります。まずご飯の美味しさからして変わってきます。料理だって重要なのは水です。もちろん技術も関係しますが、素材の味を活かすためにはおいしい水が必須です。

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東京も美味しいものが集まりますが、素材をこねくり回したようなものは美味しくても、素材の味を活かしたシンプルな料理になると、よほどお金を出さないと本当に美味しいものにはなかなか出会えません。

おそらく鹿児島に行って、鹿児島の料理を堪能したなら、まず間違いなくこの地にまた戻ってくることになります。美味しい食べ物と、おいしい水で作られた焼酎。その焼酎も地元の水で割ればなお美味しく仕上がります。

百聞は一見にしかずと言いますが、これほどまでにそれを実感した場所はありませんでした。41歳になるまで鹿児島を知らなかったことを後悔していますが、いまの年齢で鹿児島を知ったから感じられることもあるのでしょう。

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歴史もあり、温泉もいたるところにあり、観光スポットはいくらでもあります。でも薩摩の歴史を知っているかどうかで、その楽しみ方がまったく変わってきます。今回は少しとはいえ、西郷隆盛について学んでいたことが、旅をより良いものにしてくれました。

鹿児島で出会った人たちが語る鹿児島人像についても、薩摩の歴史を知っていることで「なるほどな」と思うようなことがいくつもありました。歴史というものはテストでいい点を取るために学ぶのではなく、こうやって深く感じることができるようになるためにあるのだと、改めて感じることになりました。

知識というのは人生に深みを与えてくれるためにあります。「歴史なんて興味ない」という生き方も否定する気はありませんが、少なくともわたしは自分が歴史好きで良かったなとは思います。それは鹿児島に限らず、どこに行くときでも歴史がわたしとその場所をつなげてくれます。

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最近はLCCも飛んでいますので、関西でも関東でも格安で鹿児島まで行くことが出来ます。ホテルも食事も都会とは比べ物にならないほど安く、ローコストで楽しむことができます。休みがたっぷりあるなら屋久島まで足を伸ばすことだって可能です。

ランナーなら桜島1周ランをするのも面白いかもしれません。桜島は1周が35kmですので、走り込むにはちょうどいい距離です。それ以外にも景色のいいコースがいくつもありますし、九州自然歩道のようなトレイルもあります。

もしどこかに旅をしたいなと思ったときは、鹿児島を選んでみませんか?

人によって感じるものは違いますが、このブログを読んでいる人ならきっと鹿児島を楽しむことができるはずです。大河ドラマが始まると「ブームで行った人」みたいになりますので、今年のうちに行っておくことをおすすめします。

ちなみに近いうちに、鹿児島マラソンを楽しむための観光スポットやグルメ情報も紹介します。


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著者:昭文社
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