夏休みは昨年のやり残し、日本橋からお伊勢参りランニングをすることにした

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今年の夏休みはアメリカにでも行って英語に触れてこようかと思ったけど、往復で20万円弱という驚愕の航空券の値段に断念。社会人2年目の夏休みにキューバに行ったんだけどよくそのお金を捻出したな…どうりで社会人になって10年以上経つのに貯金と呼べるものがほとんどないわけだ。思いついたらすぐに行ってしまうんよね、海外国内問わず。夏休みなら9連休だからいつも行けないようなところに行くのが一番だとは分かっているんだけど、アジア旅になれちゃうとどうしても1回の旅行が10万円以内という予算が頭から離れない。海外に行かない理由はもうひとつある。おいらは2012年に大きな忘れ物をしてきているのだ。

2012年の夏休み。おいらは壮大な計画を立てた。日本橋から伊勢神宮までのお伊勢参りランニング。ところが7月初旬に背骨の圧迫骨折があって、ほとんど練習できないまま夏休みを迎えてしまった。一度決めたら最後までやりぬくのが男だと教えてくれたのはおいらの父だ。いろんなことに背いて育ったけど、そのことだけは守っている。なので、無理は承知で日本橋をスタート。結果は1日目でリタイア。とりあえず、小田原までは走っておこうと2日目をスタートし、そこからは箱根の山にこもってトレーニングに変更。トレーニングの最終日に小田原から沼津の原まで走り終えて、おいらのお伊勢参りは終わってしまった。

そう、お伊勢参りを終わらせなければいけない。

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というわけで、今年の夏休みはお伊勢参りに決定したんだけど、問題がひとつある。それは日本橋からやり直すか、それとも原まで行ったんだからそこからスタートするか。9日間というのはギリギリな日程。Google Mapsによれば日本橋から伊勢神宮まで443キロ、91時間と出ている。1日60キロ進めると考えれば8日でゴールということになるけど、1日の雨の日もなく毎日順調に走れるわけじゃない。日程に無理があるとどうしても走り自体に無理がでて、結果リタイアということも十分に考えられる。

1日に60キロというのはこれまでに何度もやっている。実はおいらは日本1周の途中なのだ。江ノ島をスタートして反時計回りに千葉の銚子まで走り終えている。ところがその後の震災で東北を走るなんて非常識にもほどがあったし、そもそも福島の海岸線近くは走ることができなかったので、今は中断している。そのとき1日60キロが一番無理のない距離だと学んだのだ。1日しか走らないならもっと長い距離を走れるけど、翌日もその翌日も走ると思うとそれぐらいがちょうどいい。暗くなる前に宿をとって、地元の美味しい料理とお酒を楽しむ。

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2011年は日本海から太平洋まで走ってみようと、新潟の直江津から静岡の田子の浦まで走った。距離は300キロ弱で、5日間。最終日の夕方に土砂降りにあって、足止めをくらったけど夜中になる前になんとかゴールした。そのときはランニングシューズではなく地下足袋で走った。ほんの少しだけ裸足でも走ったけど、地面が熱くなってきてすぐに断念した。もっともそのまま裸足で走っていたら絶対にゴールできてなかっただろう。とにかく毎日60キロというのは毎日ベストを尽くせばなんとかなる距離で、それを8日間続けられる自信はない。

だけど、だけどよ。もし原から再開してゴールしたとしておいらに達成感はあるのだろうか。自分自身で納得することが出来るのだろうか。壁は高いほうがおもしろい。無理だと思うことをやってのけることに人生の面白さはある。勝てる相手としか喧嘩しない奴が一番かっこ悪い。こいつには敵わないなと思う相手に向かっていってこその男だろ。

というわけで、日本橋からリベンジすることにします。

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いや、ここではさ威勢のいいことしか書かないさ。お遍路だって区切りのたびにもう嫌だと思って半べそかきながら戻ってきてた。走ってるとき、歩いているとき、なんでこんなことしているんやろうと思うよ。でもさエアコンの効いた涼しい部屋でのんびりしてたらおいらみたいな怠け者は一発でダメ人間だ。だからいつも厳しい状況に身を置いていたい。

さてさて、どんな旅になるかな。東海道中膝栗毛、やじさんもきたさんもいないけど面白おかしく駆け抜けるとしよう。

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