東海道中膝栗毛 お伊勢参りラン最終日

20130816-211657.jpgお題にあるお伊勢参りランは叶いませんでした。おいらの現段階の能力ではたった9日程度では日本橋から伊勢神宮には行けなかったようです。少なくとも真夏でなおかつビブラムでは。シューズのせいにするのは卑怯だとわかっています。でも、普通のランニングシューズとビブラムファイブフィンガーズとでは明らかに疲労感が違います。60キロをファイブフィンガーズで走るのは可能です。それを何日も続けることが無理なのです。少なくともいまのおいらでは。

夏の暑さがどれほど脅威なのかも学びました。人間の体温にはこれ以上上がってはいけない温度というのがあるのでしょう。これは戻ってからいろいろ調べて見るつもりですが、体が運動をやめようとする温度はおそらく人それぞれで、同じ運動負荷でも人によって体温の上昇は違ってくるのでしょう。面白い調査課題だと思います。熱中症に対するなんらかの指針が見つかるかもしれません。

とにかく学ことの連続でした。昨日できていたことが今日できなくなる。プラス効果だったことがマイナス効果になるようなこともあります。絶対的なものはほとんどなく、あらゆる条件が相関関係によってバランスを取りながら成り立っているのです。「夏の日はこう走るべき」なんてランニング雑誌の見出しみたいなものは実際は存在しないのです。水分補給ひとつとっても条件がちょっと変われば補給の仕方も変わってきます。

20130816-211631.jpg走ったのは金曜日の夜から金曜日の夜までなので、実質7日半といったところでしょうか。これだけ長い間走っているということは、それだけの時間自分と向き合っているということです。めったに経験できることではありません。おいらがお遍路だったり旅ランをする理由はそこにあります。日常生活ではやらなきゃいけないことが多すぎて、自分と向き合う時間をとれないのです。自分がどういう人間で、何を嫌い何を好むのか。どういう弱さがあって、どういう強さがあるのか。

今日は藤川宿から熱田神宮までの約40キロを走りました。出来るだけ早めにゴールしたかったので、最終日ということもあって昼間も走りました。やるべきことはわかっているのに、でもやっぱり暑さに負けて、結局熱中症をぶり返しかけました。人間、なかなか成長しないものです。でもそういうことを分かることが大事なのであって、走ってみなければ気づきもしないことです。

無茶で無謀な旅ランだったかもしれません。でも、やる前から無理だと思うのはおいらにとって絶対にNGでっす。無理なことでも自分で経験してから無理だと判断したい。誰かの経験から生まれる言葉ではなく自分の経験から生まれる言葉で語りたい。ただそれだけのことです。

20130816-211706.jpgこの文章は帰りの新幹線で書いています。8日かけて進んだ道程をほんの1時間ちょっとで戻るようです。こう考えるとおいらのやったことに意味があるのか疑問に思う人もいるでしょう。時間の浪費ではないかと言われれば強くは否定できません。でも、走る前と走ったあとのおいらは見た目は同じでも、目に見えない変化はたくさんあると信じています。あとはどうやってそれらを還元していくかが大事ですね。

まずは一晩しっかり眠ってから考えようと思います。

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