北京でひとりご飯を楽しむために知っておくべきこと

ネオンがキラキラの定常菜のお店

ネオンがキラキラの定常菜のお店

旅行者にとって北京と台北の最大の違いはひとりご飯をしやすいかどうかということにある。もちろん統計をとったわけでもアンケートを取ったわけでもない。純粋なるおいらの主観だ。だけど、7年前に再発行したパスポートに押されたハンコが中華民国と中華人民共和国ばかりなのは伊達ではない。北京は今回で6回目になるし、台北も3回行っている。誇れるような数ではないが、決して少なくもないと思う。その経験からして、北京ではひとりご飯がすごく難しい。できないことはないが、一品の量が半端ない。とても2品3品も頼めやしない。そんな北京でもひとりご飯を楽しむ方法を書いておこう。

フードコートに隣接された香港系の麺屋さん 北京風でなければ麺も悪くない

フードコートに隣接された香港系の麺屋さん 北京風でなければ麺も悪くない

まず無難なのが麺類だ。日本でも中国でも麺はやっぱり1人前で出てくる。大小あって大を頼むとおいらのような小さな胃袋の持ち主は泣きをみることになるが。それでもおいらは北京でほとんど麺類を食べようとしない。以前の記事にも書いたけど、面総面なら美味しく食べられるけど、他にはいまだに美味しい麺に出会ったことがない。日本のラーメンをイメージしていくとかなり残念な思いをすることになる。全く違う食べ物だとわかっていても残念な思いをするのだけれども。もちろん、美味しい麺もあるんだと思う。ただおいらは口にあわない麺にばかり遭遇した結果、今では麺を避けるようにしている。

美食街やフードコートはひとりご飯の強い味方

美食街やフードコートはひとりご飯の強い味方

フードコートはどうだろうか?これは非常に便利だ。入り口で食券代わりのカードを買って、それに入金&デポジットしてお店で支払い。帰りに精算するらしい。らしいというのはそういうタイプのフードコートを使ったことがないからだ。フードコートは便利だけどビールがないことが多い。ビール飲みたいじゃない…。酒飲みでなければそのカードシステムに慣れてフードコートを活用することをおすすめする。味は知らんけど。

よくわからずに頼んだらハッピーセットでおまけがついてきた

よくわからずに頼んだらハッピーセットでおまけがついてきた

ファーストフードのお店という選択肢もある。マクドナルド、ケンタッキーフライドチキンや吉野家。この3店舗はどこにでもある。ありすぎる。中国に行ってまでマクドはなぁと思っていたが、今回空港で時間があったので行ってみた。味は日本のほうがよいと聞くけど、そんなことはなかった。少し違う感じもするけどほぼ日本と同じ味。ということはやっぱり北京にまで行って食べるほどのことではない。もっとも食べたから言えることで、試してみなければ話題にもできない。ケンタッキーや吉野家は中国メニューが豊富らしいのでつぎ行くときにどちらかは試してみようと思う。

しゃぶしゃぶと呼ぶ…北京で行列の出来る1人しゃぶしゃぶのお店

しゃぶしゃぶと呼ぶ…北京で行列の出来る1人しゃぶしゃぶのお店

蝦が美味しすぎたが、どう考えても頼みすぎた…

蝦が美味しすぎたが、どう考えても頼みすぎた…

中国ローカルのファーストフードのお店も多い。牛肉面の李先生や蒸し料理の真功夫は街のあちこちにある。そんなローカルなお店の中でもっとも人気があるのがしゃぶしゃぶだ。お店の名前を漢字でかけないんだけど、無理に書くと[口甲][口甫][口甲][口甫]になる。しゃぶしゃぶと呼ぶ。いや、そのまんまですわ。このお店が食事時になるとまぁ次から次へとお客さんがやってくる。行列になることも珍しくない。もちろん、行って来ましたともさ。注文の仕方がわからず困ったけど、まだ早い時間だったので店員さんが一生懸命説明してくれた。もちろんおいらには通じていない。それでも蝦と羊肉のしゃぶしゃぶに大量の野菜。こんなに食べられるか!って思ったけど9割は食べたかな。超おすすめです。

朝ごはんはどこに行ってもこれが超定番 足りない人はおかゆをワンタンに変更すべし

朝ごはんはどこに行ってもこれが超定番 足りない人はおかゆをワンタンに変更すべし

朝ごはんは1人でも問題ない。いや、1人でお店に入るのが一般的だ。ホテルの朝ごはんでいいじゃないかと言う人もいるけど、よほど良いホテルでないかぎり朝は外で食べるべき。おなかいっぱい食べても、20元(300円)もかからない。今回の最安値は小籠包と小米粥で5元(75円)。基本的には小籠包とお粥とワンタンの中から選ぶことになる。ほかにもあるけど時間がかかるので手っ取り早いのが小籠包と小米粥。小米粥はともかく小籠包は店によってはっきりと味が違う。好みのお店を見つけるのも楽しみのひとつ。ちなみに北京の小籠包は台湾の汁たっぷりの小籠包とは違ってただの小さな肉まんだ。

前門の路地にある定常菜のお店で地三鮮と水餃子 もちろん食べきれず…

前門の路地にある定常菜のお店で地三鮮と水餃子 もちろん食べきれず…

それでもやっぱり中国に来たんだから中華料理っぽいものを食べたいときは「家常菜」と書かれたお店に入るといい。本当に地元の人たちが食べるような料理、それこそ青椒肉絲のようなものが1皿20元(300円)程度で食べられる。ただしもれなく大皿だ。もう残すことを覚悟して2,3種類好きなものを頼んでしまえ。普段ならともかく旅行に来て食べたいものを食べられないのはもったいない。唯一おすすめしないのは1人北京ダックぐらいだ。それも残すならいいけど、北京ダックは本場でも安くはない。ついつい全部食べて気持ち悪くなるのが落ちだ。

王府井に屋台は観光地価格だけど雰囲気を楽しむには最適

王府井の屋台は観光地価格だけど雰囲気を楽しむには最適

なぜ北京はこんなにも台北よりもひとりご飯が難しいのだろうかと考えてみた。おそらく台北は屋台が多く、逆に北京には観光地以外に屋台がほとんどないからではないだろうか。そういう意味ではお一人様は観光地の屋台というのも積極的に使ってみるべきだ。王府井の屋台なんかはお祭り気分で楽しい。ただ、むやみに値段が高い。焼き小籠包が6個で120元だとか言われる。ここで値段を聞かずに注文してはいけない。本気でぼったくってくる。屋台でおすすめはなんといっても羊肉串。そして挑戦して欲しいのが蠍…ではなくて臭豆腐。いや、これすごい匂いなんだけど、慣れてくると癖になるというか恋しくなる。まぁおいらクサヤも平気だからなぁ。

マラソン後にランナー仲間と食べた火鍋 辛い…けど癖になる

マラソン後にランナー仲間と食べた火鍋 辛い…けど癖になる

とまぁ、こんな感じでひとりご飯も十分楽しめる。でも、やっぱり大勢で食べるべきだよ中華料理は。食べられる種類が絶対的に違ってくるから。いろいろな都合でひとりご飯をしなければいけないなら、それは仕方ない。旅に事情はつきものだ。それでも他の人と食べられる可能性があるなら一緒に食べるのがいい。というわけで来年の万里の長城マラソン、誰かついてきてください。それを言いたかっただけです。

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