UberEats新料金で配達してみた!思っていたより魅力的なアップデートかも

新料金になってから最初の配達をしてきました。SNSなどで調べても、誰が正しいことを言ってるのかわからなかったので、ここは自分で配達するのが1番ということで、11時に新宿をスタートしました。どのような変化があったのかを調べるのが目的だったので、作戦は立てずにいつも通り受けることに。

新料金になったのと合わせて、ピックアップ先のお店とドロップ先の住所がわかるようになり、さらに概算の距離やルートと金額も表示されるようになっています。ただ私はRakuten miniで配達しているのもあって、ルートのほとんどが隠れてしまって、実質ルートが見れません。

配達先住所で推定すればいいのですが、これまでよりも確認する要素が多すぎて、配達先の住所を見る前に受けるかどうか決める形になりました。まあ店舗の名前と配達距離がわかれば大体何とかなるものです。以前はそれすらわからなかったので、配達を受けるという行為そのものにストレスを感じることもありましたが、それがないのはいい感じです。

UberEatsと私は委託を受けているような形になるのに、ピックアップしてみないと配達先が分からず、配達が終わらないと料金がわからない。いま考えると、かなりひどい待遇だったことが、UberEatsのシステム変更によってよくわかりました。このスタイルだとイライラすることがありません。自分で分かって受けているわけですから。

気持ちに余裕があるから、対応もしっかりできます。お店で多少待たされても気になりません。しかも新料金になってから、待機時間が長いと追加で補填してもらえます。実際に1つの配達が10分以上の待ちでしたが、提示された料金よりも100円くらい高くなっていました。UberEatsが推定した時間よりも配達に時間がかかると、補填されるシステムのようです。

気になるのは1配達が300円、いわゆるスリーコインになることがあるのかということですが、これは実際にありました。マクドナルドとお店から徒歩30秒のところへの配達、道路を挟んだ反対側への配達の3回ほど、1配達が300円。それでは儲からないではないかと思うかもしれませんが、トータルでみると、7時間30分の稼働で18配達、10,398円でそこにインセンティブが1,000円くらいつくので、今までと同じくらいでしょうか。

思ったほど低くありません。もちろん1日やっただけで判断するのは早計です。まだ何回か配達しなくては判断できませんが、UberEatsが平均金額は変わらないとしたのはおそらく事実でしょう。

  • 長い距離ほど高く
  • 注文が多い時間ほど高く
  • 配達員が少ないほど高く
  • ピックアップにも料金が付く
  • ピックアップ待ちに料金が付く

このように、以前からあった不公平感を改善したのがわかります。このため、4km前後で825円という配達が2回ほどありました。そのほかのランチタイムの配達も普段よりも高めです。でも、ひとつのパイを分け合っているわけですから、どこかに多く払えばどこかに少なく払うしかありません。それがショートと呼ばれる短い距離の配達です。

これまで短い距離の配達は、安くても390円くらいは出ていましたが、これが300円になったわけです。このため、短い距離の配達ばかりしていたら稼げません。UberEatsには地蔵と呼ばれる、特定のお店の前で待機している人たちがいますが、あれは稼げなくなります。稼ぎたければ距離を走るしかありません。

そして何よりも、注文者と配達者の需給バランスを考えたときに、そもそも配達員過多の状態にあるので、基本的に配達する案件を選ぶ余裕はありません。ただ、あまりにも拠点から離れたときに、さらに拠点から離れる配達を受けなくて済むという安心感はいいものです。私はこれまで中目黒恵比寿くらいに、防衛戦を引いていましたが、昨日はそれを無視して受けてみました。

結果的に品川の東側まで流されましたが、そこから先まで行くことはないという安心感があり、ほとんどストレスはありません。今回のアップデートで受けられる範囲も広がり、配達の無駄が減りそうです。配達先がわかるというのは、とても助かりますし、1日の稼ぎもそれほど変わらないなら、これはこれでいいかなと思います(まだ判断はできませんが)。

ただ、配達先がわかるので、きっと都内のタワーマンションは敬遠され、なかなか配達員が決まらないなんてことになるかもしれません。対応が悪い店も配達員がピックアップに行かなくなります。そうなると不利益を被るのはUberEatsの利用者です。ここを放っておくわけがないので、しばらくしたらまたなんらかの変更があるかもしれません。とりあえず、今は問題なく配達できています。

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