大雪のUberEats配達とリスク管理【事故を起こさないことが大切】

もしかしてUberEatsは撤退でもしようとしているのでしょうか。300円での配達を少なくするという話だったのに、久しぶりに配達をしようとしたら4〜5kmで300円みたいなのばっかり飛んできました。私が休んでいる間にどれだけの配達員が心を折られて辞めたのでしょう。

雪の予報なのに300円ばっかりでは配達員も出てくるわけがなく、12時にはおそらく注文がストップ。その後、再開したものの雪が大粒になったので危険を感じて撤退しましたが、その後1時間でしっかりと積もっていました。配達員の安全を守るために、あえてやる気を奪って早めに帰らせたのでしょうか。

ただ、今日みたいな日にデリバリーが必要になるわけで、こういうときに使えないと「やっぱりUberEatsは使えない」となるような気も。もっとも昨日はどう考えても配達してはいけない天候。私も買い物があったから都内に出て、ランチ分を稼げればいいかなくらいの感じで配達を始めましたが、普通ならそもそも家を出ません。

どんな仕事もリスク管理は大切で、UberEatsの場合はとにかく事故を起こさないこと。だから基本的には事故の確率が上がる雨の日は配達しません。雪も路面が濡れなければ問題ないのですが、昨日くらいの雪だともうリスクしかありません。もし運営がいつもの倍の金額を出しても、配達をお休みにすべき。

それとは別に配達員がかなり減っている感覚はあります。注文も減っているのかもしれませんが、そこそこ遠い場所にあるお店から呼ばれるので、やはり配達員が不足しているのでしょう。配達員が足りていない理由はシンプルで、仕事の負荷やリスクの大きさが配達報酬に見合ってないためです。

自転車やバイクで配達をするということそのものは、別に誰だってできる簡単な仕事です。でも、自転車は体力を削られますし、バイクは駐禁やスピード違反などのリスクがあります。そしてどちらにも事故のリスクがあって、それに対して1回の配達が300円では割に合わない。

それに加えてこの寒さです。誰が配達するのだろうというような状況。別に報酬はUberEatsが決めることなので私がどうこう言う話ではないのですが、ここにきてUberEatsが配達員の価値を低く見積りはじめているような感じがあり、よろしくないなと思うわけです。どんな仕事でも「人」よりも大切な資産はありません。

最低賃金以下の報酬では、仕事内容やリスクに見合った報酬ではないのは明らか。でも、そんなことはUberEatsの運営だってわかっているはずです。わかっているのにそれをするのは必ず何らかの理由があります。そこで考えられるのが、撤退もしくは事業の縮小というわけです。理由はわからないですがUberEatsは配達員を減らしたい。もしくは減らすしかない状況にあります。

でも配達員がいくら増えても別にUberEatsの収益は変わらないわけで、なのにあえて報酬を減らしているのはなぜなのか。配達員のモチベーションを下げている理由はどこにあるのか。かなり不可解なのですが、こちらができることは、UberEatsに依存しないということくらい。ある日突然撤退を発表しても慌てず対応することです。

そのためにはデリバリー以外の収入源を作ることです。それはアルバイトでも構いません。仕事をいくつか確保する。自分なりに考えて起業してみる。やれることはいくつもあります。1番良くないのは「なんとかなる」と高を括ること。今の状況を考えると、なんとかなることはありません。

どう考えてもUberEatsはシェアを落とします。配達員も優秀な人は別のデリバリーに移っていまうか、別の仕事に移ります。かつて配達員が増えたのは、そこに旨味があったからで、今は「時間を拘束されない」くらいのメリットしかありません。それだって報酬が下がると長時間労働が必要になります。だったらAmazonの倉庫で働いた方がまし。

この状態が続くなら、私はUberEatsは本当にトレーニングのためだけにやることになります。間違っても優先的にやることはなく、時間があるときのトレーニング感覚。トレーニングついでに食事代を稼げるくらいの感覚で続けることになるでしょう。それもリスクが低いとき限定で。そのために今年はUberEatsへの依存率を大幅に下げることにします。

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