ブログではなくサイトを作ろう!【副業で稼ぐためのコツ】

新型コロナウイルスによって、リモートワークになっている人も増えつつあります。ただ、リモートワークとなると意外と手持ちの仕事は少ないものです。時間を持て余している人は、せっかくだから副業をしようと考えているのではないでしょうか。

とはいえ、リモートワークなので基本的には家にいなくてはいけません。そうなるとUberEatsのような配送の仕事やコンビニのアルバイトみたいなシフト制の仕事はできません。必然的にプログラミングやライティング、アフィリエイトといった内容になります。

今回はその中でアフィリエイトについてお話しようと思います。正直なところアフィリエイトはおすすめではないのですが、やり方によっては未来はあります。なぜおすすめではないのか、どうすればいいのかについて詳しく解説していきます。

目次

ブログアフィリエイトで稼ぐのはまず不可能

アフィリエイトはブログなどに広告を貼って、そこから収益を得ます。自分のブログにアクセスが増えると、アフィリエイト経由で商品が買われて、その売上の一部を報酬として受け取ることができます。他に広告をクリックしただけで収益になるアドセンスと呼ばれるものもあります。

ここで大事なのは「アクセス数」です。

もしあなたが有名人で、たくさんの人に知られているのであればアクセス数を集めるのは簡単です。ブログを書いてTwitterやfacebookなどで「ブログを更新しました」と宣伝すれば、あっという間に数百〜数千のアクセスが集まります。

でも、ほとんどの人は有名人でもないですし、魅力的な記事を書く能力はありません。そうなってくると、アクセスを集めるには検索経由ということになります。

例えばワークマンのランニングシューズが話題になったら、誰かがGoogleなどで検索しますよね。そのとき自分の記事が検索に出てくれば、アクセスしてもらえるわけです。わたしの書いたRUNNING STREET 365の「ワークマンの980円ランニングシューズでフルマラソンを走ってみた」は「ワークマン ランニングシューズ」の検索で1番目に出てきます。

この検索順位が上になればなるほどアクセスは増えます。でも、いま記事を書いても検索順位が1位になることはほとんどありません。以前は記事の書き方で短期間で検索順位が上がることもありましたが、最近はそういうことがほとんどありません。

要するに記事を書いても、検索経由でのアクセスを望めないわけです。

だからアフィリエイトはこれから副業で稼ぐのには、あまり向いていません。絶対にできないわけではありませんが、片手間で稼げるほどは甘くありません。リサーチに時間をかけたり、十分なSEO対策をしたりと、仕事以上に頑張らないと稼げません。

更新する必要のないデータベースサイトを作る

ブログですぐに稼ぐことはできませんが、ウェブページを作って稼げないわけではありません。例えば誰もが欲しがる情報をまとめたサイトを作っておけば、2〜3年後に収益化ができるかもしれません。少し分かりづらいかもしれませんが、資産になるサイトを作れば将来的にお金になります。

そういう意味ではRUNNING STREET 365やこのブログは資産にはなりません。更新を止めたらあっという間に数あるウェブサイトの中に埋もれてしまいます。走り続けるかぎり誰かの目には止まりますが、走るのをやめればそこで終わりです。

そういうブログや情報発信サイトを副業で手掛けるのは賢明ではありません。本業が忙しくなったら、まったく手付かずになってしまいますので。副業で作るのであれば、データベースサイトがおすすめです。

例えば自分の暮らしている街のデータベースを作ります。どこにどのようなお店があって、営業時間や休業日などの情報をまとめていきます。

データベースが数個では何の役にも立ちませんが、これが数百になったとき検索にも引っかかりやすくなりますし、認知度も高まります。そうなってくると、お店に取材なんてこともできるようになります。そこから知り合いも増えていき、いろいろな場に呼ばれるようになります。

「暮らしている街のデータベース」というのは例えで、自分の得意分野でそれを作ります。例えばわたしの「北京旅人」ですが、これは北京についてかなり詳しくなっていると感じたので作ってみました。今回のウイルス騒動で誰もアクセスしてくれなくなりましたが。

こういうサイトはすぐには稼げません。でもその情報を必要としている人がいるなら、数年後に必ず芽が出ます。とにかく時間はかかりますが、誰かの役に立っているというのはモチベーションにもなります。

文章力が上がればライティングも仕事になる

サイトを作るときに重要になるのが文章力ですが、これは書き続ければ自然と上がっていきます。わたしも過去の自分の文章はひどいものでした(今もまだまだですが)。でもライティングスクールに通ったわけでもなく、書き続けて成長してきました。

芸は身を助けると言いますが、わたしは会社を辞めたときにライティングで今日まで生き延びてきました。ブログを10年続けてきて、ある程度の文章力がすでについていたので、クライアントが満足できるだけの文章を提供できていたということなのでしょう。

副業としていきなりライティングをする人もいますが、文章を書くことを仕事にしている人でないかぎり、まず間違いなく壁にぶつかります。クライアントからの修正依頼が続き、継続もしてもらえない。そのうえ1文字0.5円以下みたいな笑えない単価だったりします。

順番が違います。まずは自分でサイトを作り、ある程度の文章力を磨きます。そこそこのアクセスを集められるようになったら、文章力もついてきているはずなので、そこからライティングを副業にしてください。

いずれにしても稼げるようになるには時間がかかりますが。

「すぐに稼げる」副業には手を出さずに資産をつくる

最近YouTubeに「すぐに稼げる」系の動画がたくさん上がっています。楽天ポイントせどりなんかがトレンドになってますが、アカウント停止のリスクがありますし、注目されればされるほど対策が立てられます。

アフィリエイトにしても「最短数日で結果が出る」なんて紹介している動画もありますが、そういう楽して稼げることをアピールしているものには近寄らないでください。そんな上手い話はありませんし、無料で公開するなんてことはありません。

そんなものに手を出すくらいなら、自分の趣味の時間にでも使ったほうが有益です。もしくは資格取得や特殊技能の習得のほうが人生は豊かになります。ギターを弾けるようになる。中国語を学ぶ。テーブルマジックを覚える。人生に役立つことはいくらでもあります。

そういう意味ではウェブサイトづくりも趣味みたいなものかもしれません。わたしも自分の趣味としてブログを始めましたし。それを追求していくと仕事になることもあるというだけです。稼ぐためだけの副業なら、それこそ定時後にUberEatsの配達員でもしたほうがマシです。

「すぐに稼げる」「楽して稼げる」そういう方向に向かうことを全面的に否定はしませんが、わたしはそこに未来を感じません。人生80年、これからの人生を豊かにするために資産を作るようにしましょう。

言うまでもありませんが資産はお金だけでなく、誰かの役に立つウェブサイトや身を助ける芸(趣味)も含みます。時間がたくさんあるなら、とにかく資産づくりのために使ってください。蒔いてない種が花を咲かせることはありません。目先の利益にとらわれず、種蒔きから始めてください。

まとめ

雑誌やウェブサイト、YouTubeなどに副業の情報が溢れていて、簡単に稼げると紹介されています。仕事が減って収入が減った人からすると、とても有益な情報に思えますが、楽して稼げる仕事なんてほとんどありません。あっても違法性の高いものばかりです。

まっとうに稼ぐにはどうしたって時間がかかります。特別な才能でもあれば別ですが、まず間違いなく才能なんてものはありません。凡人はひとつひとつ積み重ねることでしか、才能がある人に追いつくことはできません。

だから時間を持て余しているなら、未来のための投資をしてください。稼ぐためのブログアフィリエイトではなく、将来誰かの役に立つデータベースサイトを作りつつ、いずれ自分の身を助ける芸を身につける。過去に種を蒔いていないなら、今がそれをするべきタイミングです。

経済には波があり、回復してもまた数年後には悪くなります。今回は未来の不景気に対しての準備期間だと考えて、しっかり資産づくりを行いましょう。

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