1を100にする仕事だけに満足せずに0を1にする地挑戦

RUNNING STREET 365でワークマンの新作シューズの写真をアップしましたが、狙いどおりプチバズり。あとはレビュー記事次第で大きな流れを作れそうです。こうしたトレンドを作る側になるなんて独立したばかりは思いもせず。人生とは不思議なもので、未来に何が待ってるかわからないものです。

ただ、バズる記事を書いたときには、自分がクリエイターではないということを思い知らされるときでもあります。これまで幾つかの記事で、小さいながらもランニングの世界に影響を与えてきましたが、それらはすべて対象物ありき。誰かが何かをしたケースか、ある商品を紹介したか。

要するに1を100にしてきたわけですが、クリエイターというのは0を1にする人たちで、物書きとしてはそこで勝負したい気持ちはずっとあります。でも、私の書く文章が私という器を超えていくことがなく、新しい何かを生み出すことはできていません。それは物書きとしては悔しい部分。

じゃあお前は0から1を作るためにどんな努力をしたんだと聞かれると、返す言葉がありません。でもはっきりしてるのは、クリエイターはどこか狂ったところがあり、常識的な視点とは違った角度で世の中を見ています。反対に私のバズる記事は、常識だけで構成されています。理想の自分と現実の自分の立ち位置が真逆。

何を贅沢なことを言っているのだろうかと、自分でも思うのですが、物書きとして妥協してはいけない部分。どれだけ才能がないとわかっていても、壁の前でもがくのが人間です。乗り越えられるかどうかは問題ではなく、乗り越えようとし続けたことが大事。そのことで開ける道もあるわけですから。

ランニングでもよくあることですが、上手くできなくて、ジタバタしているときに新しい発見があります。これは難しいことに挑戦したから起こったことで、自分の手が届く範囲で、無難に練習を積み重ねていたのでは起こりません。ライティングも同じで、もがいてきたからこそ今の自分があるわけです。

私は0から1を作りたいと思って、毎日膨大な量の文字を書いています。そして書けば書くほど1→100のライターになっていく。どこかでこれを断ち切りたいのですが、できるとしたら小説を書くくらいでしょうか。1つネタがあるので、やるだけやってみるのはありです。むしろ、何もしないで歳を重ねるよりはよっぽどまし。

ダメだと言われたほうが諦めもつきますしね。別に小説家として生きていきたいわけでもありませんし、ただ何かを生み出したいという欲を捨てきれていないだけ。それを持ち続けることがいいことか、それとも悪いことかはわかりません。ただ、いつまでも後ろ髪を引かれている場合でもなく。

仕事はすべて夕方までに終わらせて、夜は執筆に使えば1年くらいで何とか形になるでしょうか。1年に1作品のペースで書けば、これから10年で10作品。どれだけ読まれるかはわかりませんが、それくらい書ければクリエイターとしての才能があるかどうかもわかるはず。なかったら時間の無駄?人生なんて暇つぶしですから、それはそれで構いません。

野望があるわけではないものの、ただのバズり記事作成職人で終わるのはなんだか虚しさもあります。とりあえずプロットから作って、コツコツ書き上げていくとしましょう。時間がないという言い訳はやめて、いま動き出す。この「なんとかしたい」の気持ちがあるうちに。コロナ禍が収束して忙しくなる前に。

ただ、目の前にやらなくてはいけないこともあるので、とにかく時間を確保すること。小さな時間を削って、まとまった時間を作り出す。仕事を効率的に進めていく。それでいてランニングは続けて……あぁやっぱり欲張りですね。何を減らすかというと、やはり仕事になるのかな。書くことに集中するならお金を使うこともなさそうですし。

クリエィティブな仕事をしてる人たちは大抵みんな貧しさを経験していますし、あれもこれも失わずに新しい何かを手に入れるのは無理。借金もなくなったから、やはり今がチャンス。ちょっとアイデアも浮かんだので、これから0を1にする作業も始めようかと思います。どこまで続けられるかな。

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