有名になりたくないことと情報発信をすることは矛盾するか

このブログでも何度か「有名になりたくない」というような話をしていますが、でもそう言いながら情報発信をしているのは矛盾しているのでは?というような指摘もあり、まぁ確かにそうなるのかもしれません。特にこのような名前を出している個人ブログだと。

有名になりたくないというのは、自分の自由度が減ることを危惧しています。別に悪さをするわけではありませんが、名前を知られるようになったら、赤信号の横断歩道がどれだけ安全な状況であっても、渡れなくなります。

それはひとつの例ですが、自分の言動が取り上げられたり、炎上を招いたりするといったことが、有名になるということによるリスクとして生じます。ちょっとした粗があれば徹底して叩かれて、社会から抹殺されてしまうわけです。

もちろん私がそのレベルの知名度を目指しても、到達できない可能性は大いにあります。そんなに簡単に有名になれるものではないのは重々承知。だからそもそも「有名になりたくない」なんて考える必要性すらないのかもしれません。

では有名になりたくないなら情報発信などしないほうがいいのか。「雉も鳴かずば撃たれまい」の理論からすればそのとおりです。目立たないように静かに生きていれば、知名度が上がることもありません。ただ、面白いことはやってきません。

情報発信をして自分がどんな人なのかをオープンにすることで、私に新しい仕事がやってきます。私はフリーランスになってから営業活動をほぼやったことがありませんが、それが成立するのもブログを書いてきたからこそです。

ライターとして食べていけるのも、こうやって毎日文章を書き続けているからで、このブログによる情報発信がなかったら私の文章力は拙いままで、きっと今でもまだ1文字0.6円みたいなライティングの仕事をしていたはずです。

別にブログにしなくてもいいのでは?と思うかもしれませんが、読まれることを意識した文章と、自分だけが読み返す日記とでは言葉のチョイスも、伝え方もまったく違ってきます。日記など何十年つけていても文章力のアップに繋がらないというのが持論。

好きなように生きるための武器。それが私にとっての情報発信で、ただそれを突き詰めていくと知名度が上がってしまう可能性がある。これを回避するにペンネームでも着けておくべきだったかもしれません(大袈裟ですが)。

芸能人が芸名を使う理由のひとつに、自分ではない誰かを演じることで、その誰かに対する批判をダイレクトに受けなくても済むということもあるのかもしれません。その芸名で炎上しても、引退してしまえば一般人として生きていける。

そういえば葛飾北斎も何度も名前を変えています。水木しげるさんもペンネームがいくつもあります。私も自分だけのペンネームがあってもいいのかもしれません。シンプルにペンネームがあるというのが、ちょっとかっこいいなと思っているだけですが。

一応伝えておきますが、読んでくれる人がいてマラソン大会で声をかけてくれる人がいるのは嬉しいことですよ(めちゃくちゃ恥ずかしいですけど)。だからこのブログはずっと続けていきますし、このブログではペンネームを使うことはありません。このブログは私自身そのものですから。

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