愛媛マラソン後のことを考える:フィールドを変える

今は愛媛マラソンのことだけを考えて日々の生活を送っていますが、時々その後のことを思い浮かべることがあります。1日10km程度のランニングになり、走る目的は健康維持のためになるのでしょう。マラソン大会には出ますが、サブ3.5ができてればいいくらい。

ただ、すぐそこにシフトするのではなく、数年は階段マラソンなどの、追い込む系レースに挑むことになる未来が見えつつあります。愛媛マラソンで体重が50kgまで落ちていることが前提になりますが、せっかく体重を落とすなら、体重がものをいう世界で挑戦したい欲が湧いています。

先日のRed Bull 400も、もちろんその対象になります。今年は手も足も出なかったので、来年は決勝ラウンドに残ることを目標に、積み重ねていくつもりです。それはマラソンと両立はできないので、愛媛マラソンが終わってからということで。


とはいえ来年は50歳になる年で、プロサッカー選手の三浦知良さんが50歳でプロを続けているのを知ったときは、正直なところ「それは無理だ」と思ったのも事実。サッカーとランニングでは求められるフィジカルが違うとはいえ、50歳になるというのはなかなか衝撃的です。

体力はそれほど落ちている気がしません。実際にそこそこのタイムで走れていますし、まだサブ3を不可能だとは思いません。むしろまだ伸び代があって、ここから成長する可能性が残されている気がしています。その気持ちがあるうちは、まだまだ戦えます。

どこかで限界を迎えるのかもしれません。でも気持ちはそれこそ18歳の頃と少しも変わっていません。むしろあの頃の自分に負ける要素は何ひとつないくらい、今の自分は満たされています。だったら新しいことをやるしかないわけです。


フィールドを変える。これはとても大切な考え方になります。私はこれまでフルマラソンというフィールドで戦ってきました。おそらくあと数年で、そこが自分に適したフィールドではなくなります。いや、そもそも最初からそうでなかったのかもしれません。

もっと短い距離、短い時間ですべてを出す。もしくはその反対で、もっと長い距離、長い時間走る。どこが自分の最適なフィールドなのかはわかりません。でも、フィールドを変えることで新しい発見があります。人生がもっと楽しくなります。

少なくとも私はそうやって環境を変えることで、前へと進んできたタイプ。北海道での仕事も、伊豆高原での仕事もそう。UberEatsの配達だってフィールドのひとつ。そしてそれぞれの場所でいくつもの学びがあり、成長した結果として今の自分があります。


ひとつのことを極めるのも美しいことですが、私は同じことを同じモチベーションで続けられないタイプ。環境を変えて、変化し続けながら前へと進むことしかできません。だからフルマラソンというフィールドもそろそろ変えるとき。

ただ、走り続けられるうちはランニングという軸から動くことはありません。ランニングに裏切られるようなことがない限り。だからこそ主となる種目を変えてみる。それが愛媛マラソンの後に私が取り組むべきことのひとつだと思います。

今のところクライミング系のランニングが面白かったので、まずは心が動くほうへ。クライミング系に強くなれば万里の長城マラソンにも活かされるので。万里の長城マラソンもハーフマラソンとフルマラソンでの優勝が未達ですから。

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