
一昨日のアルバイトで体重が一時的に53kg台にまで落ちました。水分が抜けただけなのですぐに54kg台に戻ると思いますが、今週もう一回そのアルバイトがあるので、もしかしたら6月中に53kg台が定着するかもしれません。
軽く脱水症状を起こしているので、昨日の通勤ランは思うように走れないかなと不安だったのですが、走り出したら快調で、むしろいつもよりも速く到着。そのときに感じたのは走力が戻っているということです。昨年2月の愛媛マラソンを走った時と同等の走力。
そこから北海道→伊豆高原と変化した生活環境により、体重は60kgを超え、走ってみるとまったく体が動いていない状態。サブ3.5なんて遠い夢みたいなところがありました。そんな状況で来年の愛媛マラソンに特別な意味を持たせると決めたものの、走力が戻るのかかなり不安でした。
ただ、マラソンは体重がすべてだと思っているので、体重さえ落とせばなんとかなると考え、1ヶ月に400〜500kmほど走ってきたわけです。でも、そんなに走っているのに体重が1ヶ月に1kgしか落ちずに、これは長期戦になると予想していました。
本格的なスピード練習ができるのは、きっと9月以降なのではないかと。ところが、汗で落ちたとはいえ53kg台になったこともあって、体のキレが戻ってきたわけです。疲労もあるので、完璧にはまだまだ遠いのですが、ベースとなる総力は確実に戻りました。
ちょっと前とは走りの質がまったく違います。しっかりと足を回すこともできますし、一歩の力強さも違います。今の状態で疲労抜きをすれば、おそらくサブ3.5は問題なく達成できます。ようやくスタートラインに立つことができました(といっても本格的に走り込んでまだ3ヶ月ですが)。
実は体重が落ちただけでなく、大きく変えたことがひとつあります。それは平日のお酒をやめたということ。禁酒というわけではなく、疲労が溜まっている状態で翌日に立ち仕事がある場合には、お酒を飲まないようにしています。そうしないと回復が遅れるので。
とにかくリカバリーを意識しないと体が壊れてしまう。アルバイトを始めてしばらくしてから気付いたこと。UberEatsのようにマイペースで働けないので、とにかく消耗します。そしてリカバリーするにはたくさん寝ること。そしてエネルギーを無駄にしないこと。
アルコールを摂取したら、寝ている間にアルコールを分解するのにエネルギーを使います。なので、それだけリカバリーが遅れてしまうというわけです。それを嫌って節酒を始めたことも、体にキレが戻ってきたことに影響しているはずです。実際に睡眠の質はかなり高くなっています。
機能のブログで「ランナーは痩せなくてもいい」というニュアンスのことを書きましたが、目的があって、痩せる必要があるなら、リスクをとって体を絞るしかありません。今の私がまさにそんな状況で、ただ、そういう状況が長く続くことはありません。あくまでも期間限定。それもランニング人生最大の挑戦でもあります。
それくらいの気持ちを持っているなら、やはり痩せるというのが正解。それに合わせてリカバリーのために十分な睡眠時間を確保し、リカバリーを促すために節酒する。さすがにこの段階で愛媛マラソンまで禁酒にするというのは、無理なので、あくまでも飲む量を減らすだけです。
少なくともそうやって、今は走れる体が戻っているわけです。狙ったわけではありませんが、体は着実に理想へと近づいています。少なくとも体重が60kg以上あったときの私とは別人。ここで調子に乗ってリバウンドさせないよう注意しつつ、このまま継続して体を絞っていくとします。