立ち仕事の日は10km程度しか走らないようにしていますが、それに加えて少し早めに寝て、お酒も飲まなくなっているのもあり、ゆっくりとコンディションが整いつつあります。1ヶ月で1kg落とすのに500kmも走っていたのは一体何だったのでしょう。
結局のところ、痩せるかどうかというのでは総消費カロリーで決まるので、自宅仕事みたいな消費カロリーが少なすぎる働き方が良くなかったのかもしれません。ライティングしながら痩せたいなら、少し前に流行ったスタンドデスクでも導入した方がいいのかもしれません。
走ったら確かに痩せるわけですが、走るというのは足を消耗します。特に膝回りは消耗品であり、走れば走っただけ将来への不安が残ります。そういう走りをするのは愛媛マラソンまでと決めているから、無理している部分もありますが、走らずに痩せられるならその方が健全です。
たとえば水泳でも自転車でもいいのですが、走れる体ができたら、走行距離は300〜400kmくらいにして、プールに通うか、chocoZAPで自転車を漕ごうと思います。もしくは立ちながらライティングできる環境を整えるか。要は膝を消耗せずに消費カロリーを増やしたい。
愛媛マラソン前でも体重が50kgを切ったら、そういうことも検討するかもしれません。一般的な社会人と比べて、あまりにも消費カロリーが少ない、もしくはランニングに偏りすぎています。そして私はおそらく、思った以上に省エネの走り、省エネの暮らしをしている可能性があります。
体を動かしていないとすぐに体重が増えてしまいます。高校時代にこの体質だったらどれだけ楽にサッカーをできたことか。体重だけなら高校時代に陸上部、社会人になってからサッカーをするのが良かったのでしょうね。体重が50kgになるかならないかくらいで、よくプロサッカー選手を目指したものです。
とにかく走り過ぎはよくありません。それでいて走らないと走れるようにはならないという矛盾。どこで折り合いをつけるかという話です。理想はあくまでも1週間に160km。でもそこまで走っていると、70代80代になって後悔する可能性があります。
大事なのはなぜ1週間に160km走るべきなのかを、自分なりに理解するということ。私の考えでは持久力をアップしたいだけなら、1週間で100kmくらいでいいような気がします。では残りの60kmは何のためかというと、体重を落とすためなんだろうと。
リディアードがそのように考えたかどうかは知りません。単純に痩せれば速くなるわけで、1週間に160km走っていればもちろん痩せていきます。だから「速くなりたければ1週間に160km走れ」という思考になっていたことも、十分に考えられます。
実際には1週間に100km走っておき、何らかの方法で60km分だけカロリー消費をしていれば、同じような効果が得られる可能性があります。それを証明するのは愛媛マラソンが終わってからになりますが、検証としてはかなり興味深いものになります。
たとえば1週間の走行距離を100kmにして、週に2回くらいスイミングをしてみる。週に1回の登山とか歩き旅なんかでも良さそうです。私が登山をする場合には単独行動になるので、リスクを考えると「歩き旅」になるかもしれません。朝から晩まで飲み食いしながら歩き続ける。
夜行バスで出発して、夜行バスで戻るなら12時間くらいは歩き続けられます。キロ4分なら48km……はさすがに厳しそうですが、40kmくらいを目標にただ歩いてみる。その結果、体重も増えず走力も維持できたら、私の仮説は正解だということになります。そして私は全国を歩くきっかけになる。これよくないですか?