
昨日のアルバイトは家の整理で、家財を処分するお手伝いでした。ここで暮らしていた人たちがいて、そしてそこには家族の歴史があったんだと思うと、どうしてもセンチメンタルな気持ちになってしまいます。バブル時代に住宅地として販売されたであろう◯◯台という地名。周りには同じように古くなった家がいくつも。
子どもがそれを受け継いで家を建て直すにしても、まずは家財を手放さないといけません。ただ、バブル時代に建てられた家というのは必要以上に大きくて、収納もたっぷりあります。よくこれだけのものを溜め込んだなと思いつつ、自分だってそう変わらないかと自嘲してみたり。
私も狭いなりにそれなりにモノがあり、使っていないものも少なくありません。それなのに捨てられずにそのままにしてあるわけです。そういうモノって自分の寿命が尽きたときに、誰かが捨ててくれることになるわけです。そのときにできるだけ迷惑をかけたくないものです。
家の整理の仕事はこれが2回目ですが、1回目は家財の運び出しだけだったので、ここまでしっかり、個人宅の家財事情を見るのは初めてです。こういう体験ができるから日雇い派遣は面白い。ただ、利用するアルバイト先はほぼ固まりつつあります。
ひとつは食品関係のアルバイトで、もうひとつが倉庫での仕分けのアルバイト。どちらも立ち仕事で、倉庫での仕分けは毎日やると筋肉が披露してしまうので週2回がいいところ。そして週2回ほど食品関係のアルバイト。そこに1〜2回ほどその他のアルバイトを入れます。
その1〜2回のアルバイトが、いろいろな人生経験になるわけです。固定できているバイトはスキルアップ中で、それなりの仕事ができるようにがんばっているので、多少の苦労は勉強だと思っています。だけどその他のアルバイトはすべてが経験。
ただ、どの仕事にも共通しているのが「体力を使う仕事」だということ。UberEatsの仕事も体力を使う仕事で、トレーニングを兼ねて始めましたが、日雇い派遣をするようになってから、明らかにこちらのほうがトレーニング負荷が大きいことに気付きました。
夏前というのもあって、汗をかいているのも影響していますが、重たい荷物を持ったり、手を動かす仕事をしたりして、カロリー消費がとても大きく、それでいて1日に10km程度のランニングもできているので、ここにきて体重がきれいな右肩下がりになっています。
痩せるということだけを考えたなら、日雇い派遣というのは想像以上にいい働き方になります。問題は上半身の筋肉がつくという点ですが、少なくとも今の段階では腕はしっかり細く、体つきはきちんとランナーのそれに近づいてきています。
いろいろやってみないとわからないものです。ただ日雇い派遣にも厳しさはあります。体力勝負なのでトレーニングと同じように、いくつかの仕事を組み合わせて負荷のかけ方を変える必要があります。そうしないと心身ともに消費していくので。
どの職場も長年働いているだろう人たちはかなり疲弊しています。だから仕事を楽しむなんて事は考えもしませんし、ただ「疲れた」と言葉にするか、態度が悪くなっていくか。アルバイトというのは、そういうキツさはありませんが、やりすぎるとつかれるのは同じ。
できれば週1〜2日は休みを入れたいところですが、そういうのはライティングの仕事が入ってからでいいかなと思ったり。もしライティングの仕事が入っても週に1日ずつは固定のアルバイト先には行きたいところです。少なくとも愛媛マラソンが終わるまでは。