生きているだけで5.7万円:お金を使わない生活に慣れる

今月から(正確には先月分から)市県民税・森林環境税・国民健康保険税の支払いがスタートしました。市県民税の第1期は金額が少ないのですが、2〜4期は1.4万円かかります。そして国民健康保険税は2.6万円。国民年金は約1.7万円かかるので、市県民税の支払いがある月は5.7万円持っていかれます。

それに加えて国民年金基金の掛け金が18,540円。これは自分で選んだことなので仕方ないのですが、さすがに昨年は働きすぎました。これに対して、今年は間違いなく非課税世帯になるくらいの収入なので、国に支払うお金だけでもなかなかのダメージです。

来年は安くなるのだから別にいいのですが、さらに物価高が加わっています。アルバイトを始めたので生活が苦しいということはないのですが、好きなものを好きなように買えるというわけでもなく、マラソン取材などの交通費や宿泊費をできるだけ安く抑える必要があります。


20代の社会人は手取りが17万円くらいになるとのことなので、社会人2年目くらいだと手取り15万円程度という人もいるはずです。物価が上がりすぎてとても遊ぶどころではなさそうです。そういう意味ではいい時代に社会人になったような気がします。

私が社会人になった頃は、三六協定についての意識が薄っすらとでてきたくらいなので残業し放題でした。もちろんお金が欲しくて残業していたわけではなく、スキルアップのためにやっていただけなのですが、社会人になったばかりでもお金に困ることはありませんでした。

いまの生活は当時より厳しいものの、当時ほど欲しいものもなく、生活も上手になっています。ランニング関係のアイテムにお金がほとんどかからないというのも大きいかもしれません。消耗品であるランニングシューズは消耗しきれないほど増えていきます。


大事なのは自分に使える範囲のお金で生活するということ。そして、最低限必要なだけ稼げればいいのだと割り切ることです。とくに今年は「愛媛マラソン」という大きな軸があり、そのためだけに生きています。アルバイトをしているのも、生活費を稼ぐのと体重を落とすため。

ただ、働きすぎると体も心も壊れてしまうので、1週間に1回くらいは休みを入れて、その休みの前日の仕事帰りはチートデイにする。先日久しぶりにバーミヤンに行ったのですが、おそらく2,000円あればお腹いっぱい食べて、ビールも2杯飲めます。

あんまりファミリーレストランに行かないタイプなのですが、どうやらいまの私には1週間に1回のぜいたくとしてちょうどいいのかもしれません。そういえば近所にガストもあり(鶴巻温泉に引っ越してきて1度も行っていない)、マクドナルドもあります。物価が上がっているとはいえ、まだ安く外食を楽しめます。


ここで節制する習慣を身につけることができれば、きっと老後の生活も余裕が出てくるはずです。私の年金は11万〜12万円程度になる予定。家賃が2万円なら、自由にできるお金は10万円くらいしかありません。ただ食費を2万円くらいに抑えられるようになれば、意外と無理なく暮らせます。たまには旅にも行けます。

お金を稼ぐことも大事ですが、必要以上に使わない暮らしができるようになるのも大切。きっと今はそれを習得する期間なのでしょう。少なくとも6月は必要性の高いものしか購入しておらず、ちょっとずつお金を使わない暮らしへとシフトしつつあります。

もちろん、ケチになるというわけではなく、たとえば仲間や大切な人と過ごすときには、財布の中身を気にせず遊ぶ。むしろそのために今は必要以上に節制している部分もあります。ただ、1ヶ月に5.7万円持っていかれるのは、さすがに厳しいなと思うわけです。

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