拒絶反応は体からの危険信号:体の声を聞くこと

今年の初め頃、全身に発疹があり、今でも足にアザが残っています。今は日焼けしているのでそこまで目立ちませんが、あちこちに発疹ができて、当時はかなり大変な思いをしました。最初は手のひらにできるだけだったのですが、いつの間にか広がっていきました。

その手のひらの発疹がここ最近、また出てきました。冬に乾燥しているから起きるのだと思っていたのですが、どうやら湿度は関係ないようで、もしかしたら食品添加物が悪さをしているのではないかと、ちょっと食べ物を見直しています。

最初になったのは伊豆高原で働いているときで、電子レンジを持っていたのもあって、冷凍食品やらコンビニ弁当などを頻繁に食べていました。そして最近もアルバイトの昼食に小さなおかずが入ったおにぎり弁当をコンビニで購入。それをし始めたところから発疹が目立ち始めたような。


実際におにぎり弁当をやめておにぎりだけにしたら、発疹が治っています。たまたまかもしれませんが、自分としてもコンビニ弁当に頼っている状況をよろしくないと思っていたところもあるので、しばらくは昼食はおにぎりや確実に安全なお惣菜だけにしようかと。

ただ、おにぎり弁当には大したものは入っていません。唐揚げとかハンバーグとかソーセージとか。明らかに体には悪そうだなという内容ではありましたが、そう簡単に体にトラブルが出ることもないはずと思っていたのですが、実際に手荒れがひどくなったので、しばらくおにぎり弁当などのコンビニ弁当は食べないようにしようかと。

仕事によっては15時や16時に終わるので、そもそも昼食にそれほどたくさんの量を食べる必要がありません。物流倉庫のような体力勝負の仕事だと話は変わってきますが、仕事によってはおにぎり2個あれば十分。そこはコンビニに頼ることになりますが、きっとおにぎりの添加物は大丈夫です。


こうやって体が何らかの信号を送ってくると、少しだけ安心します。添加物が関係しているのかどうかはわかりませんが、少なくとも体は何かに対して拒絶反応を示したわけです。それは人間が生きていくうえでとても大事な能力で、その能力はまだ失われていないわけです。

毒を飲んでも体が反応することなく、毒をどんどん蓄積していく。これが最悪のケースです。ランニングでいえば、体に過負荷をかけているのに、体が危険信号を送らないで、破綻するまで走る続けるようなもの。ちゃんと危険信号を体が出して、それに気づければ最悪の事態は回避できます。

ランニングの場合は、危険信号を体が出しているのに、それに気づかないケースがよくあります。実際には気付いているはずなんですが、「自分だけは大丈夫」「まだ走れる」と判断して走る続けて取り返しのつかないケガをする。スポ根主義の弊害ですが、自分で「これ以上は無理」と判断できないことにも問題があります。


自分の体の声を聞くこと。これはとても重要なことなのですが、そもそも体の声を聞けないという人のほうが多数派です。だって体が実際に声を出すわけではないので、常に身体の状態を気にかけつつ、トライアンドエラーをしている人でないと、危険信号に気づくことはできません。

でも同時に、誰にでもできることでもあります。常日頃から自分の体に対して関心を持つこと。ランニングをするときにも試行錯誤しながら、愚直に微調整を繰り返す。そういうスタンスでいれば、いつしか体の声が聞けるようになります。

ただ、やはり向き不向きがあるのも事実。自分の体と対話できるのは内向的な人に多く、ベクトルがいつも自分の内側を向いている人なんだと思います。そういう意味ではまさに私がそのタイプ。だから体の声を聞くのが楽しいですが、みんながそういうわけでないことは、常に頭の片隅に置いておこうとは思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次