夏の日中は外を走るなと言いつつ、昨日は街ランしながら都内を案内してきました。25kmくらいのコース設定でしたが、山手線内なので、15kmくらいでエスケープして涼めばいいかなと思っていたのですが、なんやかんや会話をしているうちにゴールに到着。
暑くなかったのかというと、もちろんそんなわけはないのですが、暑い区間が想像している30%くらい。どういうことかというと、都内はビルによる陰が多く、風も吹いていたのもあって、暑さよりも気持ちよさが勝った感じでした。もちろんペースがゆっくりだったこともあるのですが。
東京の夏は暑いと決めつけていましたが、どうやら条件次第でそんなに暑さを感じることなく走れるようです。今度、東京納涼ランでもしてみようかと思うくらい。しかもランチは素敵なお店に出会えて、いま東京で1番のパワースポットとされている小網神社を参拝するなど充実の1日。
暑いから走るのはやめておけという考え方を引っ込めるつもりはありませんが、必ずしも熱中症リスクが高くなるわけではなく、ケースバイケースだということを学んだ1日でした。とはいえ、あまり速くな言えペースだったので、練習となると少し話が変わってきます。
ここ最近は午後練をチョコザップで行っています。最近まで「トレッドミルで走るなんてダサい」と思っていたのですが、あまりに暑すぎて背に腹は変えられず。もちろん、少し涼しくなった夕方に走るという選択肢もあります。でも、私はこれから基本的にチョコザップで走ります。
それは「涼しい」以外のメリットがあると感じたから。そのメリットとしてまず挙げられるのが、筋トレできる環境にあるということ。マシンを使ってトレーニングできるので、効率よく鍛えられます。そしてなによりも素晴らしいのは「強制的にキビキビ走れる」ということ。
ここまで暑さが厳しくなってくると、屋外ではペースを思うように上げることができません。それどころか、気持ちが乗ってこず歩いてしまうことも珍しくありません。でもトレッドミルはペースを設定したら、そのペースで走り続けることになります。
もちろん、ペースの上げ下げはできます。コンディションに合わせて微調整は可能です。でも、キロ6分と決めたら、自分の気分に関係なくそのペースで走り続けることになります。淡々と距離を積み重ねていくわけですがそれがどことなくマラソンにも似ているんです。
いや、むしろマラソンよりも退屈。だから心を鍛えることができます。そして、ペースを維持するから淡々と走り続けることを習慣化できます。心だけでなく体もそれに慣れていく。ロードばかり走っていると、ペースを安定させるのが、トレッドミルは固定ペースで淡々と走ります。
そうなると着地方法や全体のフォーム確認もしやすくなり、さまざまなトライをしやすくなります。いま新しいフォームを定着させようとしていますが、ロードだと考えなくてはいけないことがたくさんあります。このためフォーム確認が難しいのですが、トレッドミルならフォーム確認に集中できます。
これは体の使い方を大切にしている私にとって、かなり大きなこと。正直涼しくなっても、積極的にチョコザップでトレッドミルの上を走っている可能性があります。ただそうなると裸足で走る時間がなくなるので、何を優先するかという話になりますが。
とにかく、たった数ヶ月で私にとってチョコザップは、なくてはならないトレーニング環境になりました。夏はきっとチョコザップばかり使うことになるはずです。みんなも使えばいいのにと思うものの、そうやって混雑するのも困るので、あまり大きな声でお勧めはしませんけどね。