睡眠と仕事とランニング:寝ないことには話にならない

フルキャストでの仕事も3ヶ月目に突入し、通勤のある日常が定着してきました。電車に乗ると高校生の姿がなく「夏休みか」と季節の移り変わりに気付けるのも、自宅仕事との大きな違い。家での仕事は快適ですが、ただひたすらに時間が流れていくので、季節感はほとんどありません。

通勤して感じるのは練習時間を確保するのは思いのほか大変だということ。朝は自分の仕事もやっているので、朝ランする余裕はありませんし、帰宅してからも作業がたくさんあります。昨日フルキャストから、長期の案件の連絡をいただきましたが、とても受けられるわけもなく、お断りしました。

練習時間を確保するのは難しいものの、マラソンに全振りすると決めた1年ですので、少なくとも1日10kmは走るようにしています。そうするとどうなるかというと、睡眠時間が削られます。6時間睡眠は心がけていますが、そもそも1時間の練習時間を確保するなら、7時間は寝たいところ。


どうやら私は定期的に睡眠の優先順位を下げるようで、忙しくなると睡眠時間と部屋の掃除を軽視しがちなようです。部屋が荒れて、いつも眠くなってきたら危険信号。先日は風邪をひきかけたのか、少しだるい上に体が浮腫んでいたので、朝のアラームを消して眠りにつきました。

そのおかげか、体調はバッチリ戻りましたが、それは睡眠不足を証明しているわけで、なんとかしなくてはいけません。この週末は胃カメラと滋賀旅行があるので、仕事もなく時間に追われることはないので、少しだけリカバリーできるのではないかと期待しています。

きっとこういうところから夏バテになったりするのでしょう。運動、睡眠、食事のバランスはとても大切で、忙しいと睡眠と食事が疎かになります。そして、自律神経の不調が引き起こされる。48年も生きていると、自分が不調な原因を論理的に理解できるようになるようで、歳をとるのも悪くないものですよね。


それはともかく、今は少しだけ不調だというのが部屋を見れば一目瞭然です。「何とかせねば」と思っているからまだ崖っぷちではありませんが、どこかできちんと正さないと面倒なことになります。というわけでしばらくは睡眠を重視することにします。

そういえば、私が関わった大きな仕事のひとつで、「やるべきことをきちんとやってください」とお願いしたら、「私たちは睡眠時間を削って頑張っている」と反論されたことがあります。もう、いろいろアウトな組織だと思うのですが、いまだにこの国では睡眠時間を削って働くことを、錦の御旗だと思っている人が一定数います。

私も睡眠時間を削って働くことはありますが、それを良いことだなんて思ったことは1度もありません。若い頃は午前様をして誰よりも早く職場に出ていく自分に酔っていた時代もありましたが、それが何を引き起こすかを目の当たりにしてからは、「健康第一」としています。


そして健康であるために大事なのは睡眠。また、アスリートにとって大事なのは睡眠。トップアスリートは睡眠時間が長い人が多く、特にマラソンなどの長距離走を走るアスリートは隙あらば寝ているイメージです。寝ないと回復できず、パフォーマンスが低下するのを本能的に理解しているのでしょう。

私もこれまで何度も睡眠が大事と言ってきて、自分でも少なくとも6時間睡眠としてきましたが、これくらい追い込んでトレーニングをしているなら、もっともっと眠らないといけません。そのために仕事を減らすこと。そこが私の最優先事項なのかもしれません。

まだ生活のためと思って、自分のコンディションよりも仕事を優先してしまうことがあります。これでは愛媛マラソン後に後悔することになります。そうならないために、まずはしっかり寝ること。それで生活が苦しくなっても、来年2月までのこと。そこからはフルタイムで働いてもいいと思っています。

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