ストレッチ:常識は時代とともに変わっていく

部屋が荒れすぎているということで、少し前に部屋を片付けたのですが、それから少ししか経っていないのに、さらに部屋が荒れてしまいました。やることが増えて忙しくなると部屋が荒れていくのですが、そういうときはメンタルもあまりいい状態でないので、いろいろ気をつけるようにしています。

それでも普段やらないようなことをしてしまうのもあり、最近は身の回りのものがどんどん壊れていきます。こんなにも壊れる?と思うほど次々と破壊していくのですが、何かが壊れるのは身代わりになってくれているという考え方もあり、どれだけの不幸が私を襲っているのだろうと、ときどき不安になります。

私が人生の分岐点にいるのだと思っています。これまでにないことをしているから忙しくなるし、新しい道へと向かっているから、これまで保たれていた平衡が崩れてしまい、身の回りのものが壊れてしまう。とはいえ半分以上は不注意で壊しているような気もするので、気を引き締めようとは思います。


身の回りのものは壊れていくのですが、私の体は目に見えて強くなっています。もう北海道や伊豆高原で丸々太っていた頃の私はいません。北海道時代はさまざまな検査をするほど体調を崩しましたが、今は1日20km以上走っても、そこまで疲労感がありません。

昨日も400m×10のインターバルを行ったのですが、その前日と前々日に20km以上走っており、しかもシューズレビューのためにスピードを出してはしっていたので、これまでであれば10本走りきれず終わっていたのですが、最後まできちんと走りきれました。

ここまで体が強くなってくると、身の回りのものから生命力を奪っているのではないかという気もしてきます。ただ、ここで調子に乗るとケガをしてしまうのでしょうから、少なくともオーバートレーニングにならないよう、上手く休みを入れていくとしましょう。


少し前のブログで、睡眠が1番の回復方法だとお伝えしましたが、昨日YouTubeで面白い動画を見つけました。ストレッチの研究をしている先生をゲストに招いて、最新のストレッチについて説明しているのですが、私が長年感じていたことに対する裏付けのようで、かなり興味深く見入ってしまいました。

動画はブログ下部にリンクを貼っておきますので、ぜひ時間があるときにでも見てもらいたいのですが、そこではストレッチに回復効果はないと語られていました。ただ私が言っているように「疲労感は消える」というようなニュアンスのことを説明していて、腑に落ちる感じがありました。

少し話がそれますが、この動画では体の硬い人と柔らかい人の違いについても説明されていて、両者の違いは「痛みに強いかどうかでしかない」そうです。筋肉そのものの硬さには多少の個人差があるのですが、柔らかい人は痛みに強い、もしくは鈍感なだけというのが、最新の研究結果なのだとか。


さらにケガを防ぐ効果もない(肉離れは防げぎやすくなる)とも言われていて、これまで何十年もやってきたのは何だったのかと思いかけたのですが、よく考えてみたら私は基本的にストレッチをすることはなく、ランニングで準備運動もクールダウンもしません。

でもケガをすることはありません。それはランニングそのものが準備運動でありクールダウンになっているからだと思っているのですが、まさにそのことが動画の中で説明があります。じゃあストレッチとは何のためにあるのかというのは動画の後編で語られるようで、公開されるのを楽しみに待っている状態です。

こうやって過去の常識が壊されていき、新しい定説ができているのに、スポーツの現場ではまだ何十年も前の常識が、あたかも正しいことかのように居座っている。でも、こうやって個人が最新の情報を手に入れることができる時代になってきたわけで、ランニングの世界もここからダイナミックに常識が変わっていくのかもしれません。

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