減量の知識:衰えを感じるまで前へ進む

京都遠征があったのと少しまとまったライティングの仕事をもらったのもあって、昨日は久しぶりのアルバイトでした(いまアルバイト先に向かいながら書いていますが)。2週間くらい空いたでしょうか。かなり久しぶりに電車に乗って働きに行ったような気がします。

アルバイトに行っていない期間はしっかり走れた日とそうでない日が混ざっていて、昨日の時点で9月の走行距離はやや停滞気味で、おそらく400kmを超えたくらいで落ち着きそうです。来週は取材が2件と歯医者の定期検診が入っているので、思ったよりは走れるかもしれませんが。

10月も週末ごとに予定(3レース+ピラティス)が入ってる予定で、11月の3連休までは、練習量も安定しないかもしれません。そうなると気になるのが体重。これまで、食べることはあまり細かく考えずにやってきましたが、ここで体重を増やしたくないので、少しだけ勉強しました。


勉強といっても、減量の基本はカロリーを減らすことにあるので、特別なことはないのですが、PFCバランスについて学んだり。そこで学んだ結果としては、練習量に合わせてエネルギー源を変えなくてはいけないということ。これまでとにかく炭水化物を摂るようにしていましたが、これだと20km走る日には不向き。

20km走るなら資質も多めに摂る必要があります。脂質は体脂肪に直結するから避けてきたところもありますが、ランナーとして走り込むなら、むしろ脂質がないと必要以上に消耗してしまいます。体脂肪を使えばいいと思うかもしれませんが、ここまで絞ってくるとそう簡単にはいきません。

ただ10kmしか走らない日に脂肪を摂ると、当然体脂肪が付いていきます。もちろん、その日の活動内容によっても変わるのですが、以前書いた53kgの壁を超えていく場合、そういう細かいところまでこだわらないと、ここより先の減量はただの苦痛にしかなりませんし、すぐにリバウンドします。


いま意識しているのは食物繊維。足りてない意識はあるので朝のサラダにオートミールを使っているのですが、その他の食事は炭水化物中心にしているのもあって、食物繊維がかなり足りていません。健康面から見ても、もっと野菜が必要だとわかっているのですが、なかなか思うようにいかず。

わかっていても実行できないのはなかなか悩ましいものです。自己肯定感はあまり気にしないタイプですが、あたりまえに出来ていたことができなくなると、ちょっとだけため息をつきそうになります。できないものはできないと割り切ればいいのですが、そこまでの器でもなく。

ある程度なんでもできると、できないことが気になる。人間というのは不思議な生き物です。できなければ、最初から「無理」と割り切れるのに。ほんの少し色気を出してしまうと、それが自分を苦しめます。そこを乗り越えれば新しい景色が見えけど、必ずしもそこが楽園とは限りません。


ただ、私は前にしか進めない人間で、立ち止まって周りを見渡すのも苦手。だから、ひたすら前に進むしかありません。その道の先が茨の道だったとしても、もっとできるはずと自分を信じて1歩を踏み出す。幸い、筋力低下と老眼以外で、年齢を感じることはまだないので。

明らかな老化を感じたとき、もしかしたら立ち止まって、周りを見れるようになるのかもしれません。少なくとも今はまだ成長できると信じていますし、だからこそ愛媛マラソンを集大成とするわけです。そこで終わるわけではなく、そこから新しいチャレンジをするために。

走れなくなるから退くのではなく、走れるうちに違うこともしてみたいだけ。そのためにはやはり体は絞れていなくてはいけません。それは愛媛マラソン後も同じで、少なくとも常に53kg台をキープ。それも絞れている状態で。そのためには気合だけで何とかするのではなく、知識も必要になるというわけです。

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