
もしかしたら弘前・白神アップルマラソンは、想定外の走りになる可能性があります。薄々気づいていたのですが、そんなわけはないと見ないふりをしてきたのですが、どうやら体調を少し崩してしまったようです。仕事も練習もできるレベルなので、本当に少しだけなのですが。
ここから悪化させなければ、それなりの走りはできるはずですが、どちらに転ぶのかは分かりません。しっかり寝れば何とかなりそうですが、もう自宅で回復をする時間はありません。今夜のバスでどれくらいダメージを抑えて移動できるか。そして弘前で大人しくできるか。
季節の変わり目というのは厄介なものです。気をつけてはいたのですが、急に寒くなったのに免疫力が落ちていた体がついていかなかったのでしょう。こうなってしまったからには、今できるベストを尽くすだけです。とりあえず、ビダミン摂取と睡眠を心掛けます。
これもひとつの経験ですね。愛媛マラソンで同じことをしないように気をつけます。いや、愛媛マラソンだけでなく、ここからずっとですね。弘前・白神アップルマラソンの後は、さらに免疫力が落ちているでしょうから。ランナーというのは何と貧弱な生き物なのでしょう。
長く走れることは、現代において役に立つことがほとんどない能力です。どれだけ速く走れたところで、電車や車よりも遅く、自転車にも勝てません。どれだけ長く走れたところで、連日なら1日100kmくらいがいいところです。それでいて、重たいものを持てません。
いや、重たいものは持てるんです。実際に倉庫のアルバイトでも、搬入のアルバイトでも、重たくて持てないとか、辛くなるとかいうことはまったくないので。ただ、パワーはありません。きっとパンチングマシンなんか叩いたら女子並みの数値が出るはずです。あと、ランナーは笑えるくらい背筋力もありません。
弱くなるために走っている。走れば走るほど、動物としては生存率を下げる方向に向かうのがランナー。時々はそのことを自覚しなくてはいけません。本当は1日5kmを毎日走るのが理想なのに、10kmも 20kmも走って、レースになると42.195kmも走ります。
流石にどうかしています。42.195kmを当たり前のような顔をして走れる自分ではあり続けたいところですが、実際に走る必要はどこにもなく、走っても年に1〜2回がいいところ。そんなことを言いながら、ファンランに切り替える来年からは毎週のように走る可能性もありますが。
ただ、夏が終わってポツポツとパーソナルトレーニングの案件が入ってきています。そうなると土日はできるだけ空けておくべきなんですよね。10月の自分のスケジュールを見て、ちょっと愕然としました。これはトレーナーのスケジュールではありません。
来年からは1ヶ月に1レースで、パーソナルトレーニングを受けやすくしようと思います。レッスンがなければ取材に行くというスタンス。全然関係ないですが、RUNNING STREET 365のテコ入れのアイデアが浮かびました。それを実行するには、やはりレースは後回し。
そして、テコ入れのために機材が必要になるかもしれず、ここからはしっかりと働かなくてはいけなくなります。何をするのかは本格的に動き出してから報告しますが、とりあえず体調が良ければ今回の青森遠征からテストもしていくつもりです。完全に見切り発車ですけど。
それもこれも、今回のコンディション次第です。体重が多少増えるのは気にせず、まずは栄養を摂るように心掛けます。あとはこまめに寝ることですね。そしてレース当日のコンディションによってはファンランに切り替える勇気。ここはまだ通過点でしかないのですから。